こんにちは、えこぴよです。


 まもなく8月から、新型インフルエンザのプレパンデミックワクチン事前接種が始まります。プレパンデミックワクチンは、接種をしてから1~2ヶ月で抗体が作られるとのことで、パンデミックが発生してから接種をするのでは遅いが、しかし一生涯守られる抗体ができるわけではないので、常に免疫を高めておく為には定期的な接種が必要と、意外と面倒な代物です。


新型インフル流行に備えワクチン 来月から事前接種 医療従事者ら対象、世界初


> 新型インフルエンザ パンデミック (大流行)に備え、厚生労働省 は、医療従事者らへのプレ・パンデミック(大流行前)ワクチンの事前接種を8月から始める。安全性や有効性の臨床研究を行う同省の研究班が4日夜、初会合を開き、具体的な計画が決まった。国の政策でワクチンを事前接種させるのは、世界初の試みとなる。



> 接種対象は計6400人。全国の検疫官や空港警察、税関職員、感染症指定医療機関といった感染リスクが高い職業が対象で、パンデミック時の感染予防も兼ねている。また、対象者は未知の新型インフルエンザウイルスと接触した際、プレ・パンデミックワクチンがどこまで有効か、身をもって確かめる役割も担っている。


 しかし、このプレパンデミックワクチンは、H5N1型の鳥インフルエンザを元に作られた物であるため、H7NX型やH9N2型など 、発生の可能性ある他のタイプのウイルスが新型インフルエンザの元になった場合には、役に立たない恐れがあります。また、副作用の問題もあり、接種対象の6,400の中で、一人くらいはよからぬ症状が出る恐れもあるのではないでしょうか。


 そんな懸念を、やはり抱いている方々はいらっしゃるようです。



新型インフルワクチン、事前接種に賛否 研究者ら都内でシンポ


> 新型インフルエンザのワクチン事前接種の臨床研究が8月から始まるのを控え、研究者らによるシンポジウムが26日、東京都板橋区の日本大学で開かれた。副作用への懸念から賛否両論が展開された。



>けいゆう病院の菅谷憲夫・小児科部長は事前接種に使うワクチンについて「欧米のものと比べて効果が低い」と指摘し、「ワクチンは新型が発生してから接種を始めるべきだ」と話した。

 

 実際、世界中のだれも行ったことがない事前接種となるため、どのような結果になるか誰にも分かりません。今年の冬に、新型インフルエンザが発生、パンデミックとなった場合には、この事前接種が日本を救うことになるかもしれませんが、できればプレパンデミックワクチンが無駄になってくれる方が、多くの場合望ましい結果を生みます。



 しかし前述の通り、新型が発生してからでは免疫ができる為時間がかかり、間に合わなくなる恐れがあるため、タイミングを計るのは非常に難しそうではあります。



 今回の結果の如何を問わず、一般人への事前接種が始まるのはまだ当面先です。ひとまず我々としては、「普通」のインフルエンザの予防接種を、冬になったら受けることが大切です。新型を完全に防ぐ効果は望めませんが、わずかでも症状が軽くなる可能性はあるらしく、死ぬ可能性を下げられるかもしれません。



以上