こんにちは、えこぴよです。


 インフラといえばまず、電気、ガス、水道、また電話などを思い浮かべますが、下水道、ゴミ収集など残念ながらあまりイメージがよろしくないサービスも、生活に欠かせないインフラです。特に都市部においてはこれらの存在はきわめて重要であります。


 新型インフルエンザパンデミックが発生すると、これらのインフラは停止、または使用が制限される恐れがあります。単純にインフラ従事者が病に倒れることもあり得ますが、物流やエネルギーの欠乏により、インフラを動かすことができなくなる可能性があるからです。


 ゴミ処理の場合には、

  ・ゴミを回収する職員

  ・ゴミを運搬する自動車(地域によっては船)

  ・ゴミを燃やす焼却場

  ・燃やしたゴミを埋め立てる埋め立て場

 などが全て稼働して、初めてプロセスが完結します。


 全ての場所で人間の手が必要ですから、単純に職員さんが新型インフルエンザに倒れた場合、機能不全となる恐れがあります。また原油輸入の停止→ガソリンの不足&ボイラー用重油の不足が起こると、ゴミ回収車と焼却場が麻痺します。


 基本的に政府は、これらのインフラ従事者には優先的にワクチンやタミフルを配り、インフラが停止することを防ぐ算段でありますが、海外からの輸入に関しては日本政府の力だけではどうにもならないため、石油などのエネルギーが不足することによるインフラの制限は起こるかもしれません。


 国内にはこういった事態に備え、国・民間併せて150日分ほどの石油備蓄を行っていますが、当然備蓄が尽きる可能性もあります。



 そのため、新型インフルエンザパンデミック対策として自宅などに閉じこもっている際に、ゴミが回収されない、もしくは回収の頻度が下がる可能性は十分に考えられます。


 基本的に外出をしないのであれば、出てくるゴミは本来家の中に存在していた物ですから、極端なことを言えば「使って」「出た」ゴミは、元の場所に戻しておくことができるはずです。が、特に食品ゴミ、生ゴミなどは、それが腐敗することでただでさえ窮屈な屋内待避を、さらに悲惨な物にしかねませんので対応が必要です。


 上下水道が稼働しているのであれば、例えば食品が入っていた容器などはきれいに洗い、ゴミとして捨てるというより、ゴミ回収が始まるまで室内に補完する。また生ゴミは極力出さず、どうしても避けられない物は、例えばミキサーにかけて液体にした上でトイレに流したり、骨や貝殻などの固形物は容器と同じく洗って封印、という形でしょうか。


 上下水道にも制限がかかっている場合には、ビニール袋などで厳重にくるみ、段ボール箱などに入れて保管、という策がせいぜいだと思います。新型インフルエンザ感染者が触れた物などを処理する場合にも、ビニール袋などで厳重にくるんで保管が必要ですので、小さなビニール袋、大きなビニール袋などは、普段から多めに備蓄しておくと良いと思います。


 小さなビニール袋を1日10枚使うとして、2ヶ月で600枚くらいでしょうか。100枚単位で束になっている物や、ティッシュのように箱に詰まっている物を購入すれば、例え1000枚分を用意してもたいした量にはならないはずです。


 ゴミが元で新たな病を発生させることは絶対に避けるべきです。基本的には厳重に封印をして、どこかの部屋に置いておくことが最善です。この場合、後から開封することは余り考えられないので、分別はきちんと行っておきましょう。



 また、ゴミが回収されない事態になった場合、屋外のゴミ捨て場にゴミを捨てるのは絶対にやめて下さい。屋外に捨てられたゴミは管理ができないため、ただでさえ感染症が席巻している都市をさらに不衛生にする原因となります。


 その不衛生を取り除く人員がパンデミック時にはいないため、そこから新たな病が発生する可能性もあり、そうなればさらに手が付けられない事態となります。ゴミ回収が確実に行われるようになるまでは、自宅での管理が必須です。


 食糧備蓄を行う際には、それを消費した後の対策まできちんと考えておきましょう。



以上