大腸がんの脳転移


性格も変わりつつあり

感情の起伏が激しく

ご家族が困惑する場面が

増えていました

細かいことはご自分でできなくなっているのに

任せない


ふらつきもひどくなり

転んでしまう

起き上がれず

ご家族は疲弊


お母さんは

「病院へ!」と悲鳴をあげて入院を望みましたが

ご本人は

「入院する!」と言ったり

「ここがいい!!」と言ったり



訪問看護師さんが

家がいいよね!と

ご本人の思いを汲み取り


お母さんの不安を少しでも和らげるよう

毎日訪問してくださいました


お母さんが朝起きるの

眠りながら旅立っていました


なんの悔いもない

お母さんは泣きながら

わらっていました


この子もがんばった!

すごくがんばったの!!

とこれまでの病歴も話してくださいました



家がいい

そうですよね


家で逝けて良かった