前立腺がんの患者さん

一人暮らしを娘さんがサポートしてきました


95歳と高齢で

いろんな支援が必要なのは

がんだけが原因ではありません


ちょっとしたことで

体調を崩し

入院になっては

すぐに「帰りたい!」と

退院


それなら!と

訪問診療が始まりました


初診の時には

よう来てくださった!と大歓迎


「これからは

お家で過ごしていきましょう」と

私が言うと


そんなこと言ってくれるのか‥

と涙ぐまれていました



ここのところ

ベッドで過ごすようになってきて

一人では起き上がれないこともあり

介護量が増えてきました


ご家族は入院や施設も検討されながら

お父さんの希望もよくわかっているので

とても悩んでいました


1番近くで

1番長く看ている娘さんの悩みが

1番深く

1番複雑です


訪問診療も訪問看護も

そこを全力で支えるお約束をして


自宅で過ごすことになりました


「おうちにいましょうね」


目に涙があふれ

スーッと流れました



家族の力が一つになり

医療者がそこをしっかりと支えられたら

どんなこともできるはず


穏やかに

和やかに

その瞬間を大切に