私たち医療者は
患者さんの今後の経過を
検査結果や症状、状態から
予想します
予後という言葉を使いますが
余命とほぼ同じ意味です
その予後を予測して
患者さんに伝える際に
そのまま
「2-3ヶ月です」と数字でいう医師もいますが
その時期により
年は越せない
とか
桜は難しい
という言い方や
月単位
週単位
という表現を使う医師もいます
週単位は
来週の今日は状態が変わっていて
その翌週はさらに変わっていく
という状態で
残り時間は1ヶ月くらいの時に使います
月単位は
週単位ほど早くはないものの
毎月状態が変化していくことが予測される時
しかし
2ヶ月と10ヶ月は大きく違うわけで
とても、あやふやな表現です
私の印象としては
月単位
という表現は
「少し時間がある」という意味をこめて
使う医師が多いように感じます
これは
週単位の状態変化の速さを知っているからこそ
対比できること
何も知らない人には
通じませんし
理解もできません
そして
その予後予測は大きく外れることが多いのも
事実です
「病院では月単位と言われました」
と初めて訪問診療に伺った時に
ご家族がおっしゃっても
私の見立てでは
1ヶ月どころ1週間くらい
ということも多々あります
言い当てることが大切なのではなく
状態の変化を知り
それを良いタイミングで
伝えるべき人に伝え
備えることが大切です