がんが進行し全身状態が悪くなり

黄疸がでて入院しました


胆汁の通り道を作り

改善しましたが

またいつ黄疸がでるか

発熱するか


そういう状態です


食事もとれず

トイレに行くのがやっと


それでも入院が長くなったので

家に帰りたい

ということで

訪問診療の依頼がありました


退院の日

主治医からの情報提供書には


治療ができる状態ではない


本人の治療に対する意欲が高い

ので

治療せず緩和ケアを受けながら家で過ごす

という方針を伝えられない


とりあえず病院外来の予約をとった


しかし

訪問診療が主でお願いしたい



とあります


元気になったら治療するとも書いてあります



ご本人もご家族も

家なら過ごしやすいので

どんどん元気になって

治療をする!

と意気込んでいます


訪問診療もいらないと

訪問看護もいらないと



主治医の「言えない」「言わない」

は罪だと思います


正直

ないわーと思っています


今後おそらく悪化し

動けなくなる


それを予想して

いろいろな準備をしておきたいのに

全くそういった話ができません


トイレには手すりがありません


抜いてもすぐに腹水が溜まる状態

大きなお腹では

便座に座ることはできても

立つことは難しいと思います 


手すり


「これからよくなろうと思って

頑張っている私に

どうしてそんなことを言うんですか!」と

叱られそうです


痛みや苦痛が出てきた時に

すぐに使えるように薬も準備しておきたい


でも

どこも悪くないです


在宅医療は病院と違って

棚から薬を持ってくるわけにはいきません


薬局に処方箋を出し

訪問調剤か薬局にとりにいかなければ

薬は手元に届きません


使いたい時に処方したのでは

遅いと考えています



前もって

転ばぬ先の杖を持っておきましょう


という基本中の基本が通用しない!


ないわー