苦痛緩和の方法の一つに鎮静があります
薬を使って意識を低下させ
苦痛を和らげる治療です
薬剤によるコントロールなど
緩和ケア、緩和医療で
どうしても和らげることができない
苦痛に対し
よく話し合った上で行います
緩和ケア医をしていると
「もう死なせて」
「こんなにつらいなら終わらせたい」
と言われることがあります
ただ、よくお話しを聴くと
それほどつらい、苦しいという表現で
本当に「死」を望んでいるわけでは
ないことも多いです
よく話を聴き
いろんな人が話し合いをして
鎮静という手段が正しいか
検討しなければなりません
先生苦しいです
もう終わらせて
安楽死させて
そう患者さんが言いました
同じ日のカルテには
「まだ食事も少しではあるが摂取でき
生活も保たれている」と記載があります
しかし
その日に
鎮静の治療が始まり
苦しい
という言葉のたびに
薬が増やされ
数日で亡くなっています
緩和治療、緩和ケアをするならば
もっと勉強してほしい