肺がんで亡くなった方のお宅へ

グリーフケアに行きました


私が主治医になった時

骨転移のために

寝たきりの状態で

体が痛くて苦しんでいました


ナルサスとナルラピドで

痛みはかなり軽減しました


ずっと1人で介護してきた奥様は

股関節の手術をしたばかりで

杖をつきながら

半泣きで介護していました


訪問診療と訪問看護に

「神様がきた」と喜んでくださいました



それでも

奥様だけでお世話する時間は

何時間もあり


時に

「もう自信がないです!

私がみていたらお父さんが死んでしまう」

と泣いたこともあります



久しぶりにお会いした奥様は

「家でみてよかったです

苦しまずに逝けたこともよかったです」

と穏やかな笑顔でした


まだまだ寂しくて

とお話しされていましたが


「悔いはない」と笑っていらっしゃる姿が

本当に嬉しかったです