食道がんの患者さん


診断された時には

かなり狭窄が進み

飲み込みができなくなっていました


年齢は85歳

手術はできないということで

放射線治療を受けました


狭窄はかなり改善され


今後は化学療法を受けることになりました


退院と同時に訪問診療を開始しました

治療医からの依頼です



患者さんは

「治しますよ!頑張ります!」と

大腕を振って歩いて見せてくださいます



でも

倦怠感が強く

食事が食べられない


今後抗がん剤治療も受けるので

さらに体調不良になる可能性があります



退院日

これから回復を目指す!

ところではありますが


自宅の主治医として

患者家族にはお話をしました


今後

身体機能が回復しないこともある

抗がん剤治療ができなくなることもある

しない方がよいこともある

など


退院日

これから治療を受ける

そんな時に水を差す話すですが


わかっていて欲しいのです


うまくいくことばかりではないことを


奥さんにはしっかり伝わりました

よかった