医療や介護の現場で
アセスメントはとても重要です
緩和ケアにおいては
苦痛のアセスメントが正しくできないと
問題は解決できません
がんは痛い
そう思われがちですが
実際は
単純ではありません
痛みとは違う苦痛も存在するのです
なぜ?その苦痛が生じるのか
そこから突き詰め
原因を知り
解決方法を考える
看護師 :痛いですか?
患者さん :痛くはないです
痛みなし
終了!ではあまりにもお粗末です
痛くない患者さんの顔に
苦痛がみられたら
なぜ?
苦しそうなのはなぜ?
患者さん自身
初めて経験する数々の症状に戸惑っています
表現もうまくできません
痛みではない
お腹が張って苦しい
そう、胸が苦しい
話していくうちに
患者さんも
「そうそう、まさにそう!」と
整理ができていきます
この過程なく
痛みなし=問題なし
で早々に退室した看護師を
患者さんが信頼するはずありません
痛みなし=問題なし
と判断されたので
症状緩和もしてもらえず
病室からご家族に電話し
「助けて」と
なんとかならないかな
と看護師さんにフィードバックしましたが
「自分の口でちゃんと説明してほしいです
痛くないって言っといて、他に助けを求めるなんておかしくないですか???」
おかしいのは、あなただよ