ナーシングホームでの出来事です


神経難病が徐々に進行し

食べ物、飲み物がうまく飲み込めなくなり

むせこむことが増えてきました


痰を出す力も弱く

時に酸素の取り込みが不安定になります


この患者さんは

好きなようにさせて欲しい

気管切開も胃瘻も何も望まない

と入居時にお話されています


でも

気持ちは変わるもの


変わって当たり前ですし

変わっていない場合は

それを再確認することも重要


つまり

何が起きている

これからこうなる


だからこうしたい


を常に話し合うことは大切なことです



立ったまま

腰に手を当て


「何もかも嫌なんでしょ!

食べ物がひっかかって窒息してもいいのね!

何もしないって、そういうことよ!!!」

と詰め寄り


する or しない

の選択を迫る


初めて経験する病気

初めて体験する症状


さっさと決められるわけがありません


こうしたい

と決めても

翌日には

やっぱりやめようかな・・・

と気持ちが変わることもある



「コロコロ意見変えて

言うことは信用できません」と怒り


はっきり決めて!

しないって言ったね?????と念をおす


必要なことだけど

方法が間違っていると感じます