これからこうなります


そういう話を時々します

特にご家族には丁寧にします


早すぎても伝わらないし

遅すぎては意味がない


4か月前に訪問診療を始めた時

初診の日は動けませんでしたが

薬の調整など在宅で緩和ケアを行い


次には洋服に着替えてテレビをみて

大笑いされていました


病状は厳しく

今後辿るであろう経過も予測できたので

少しずつご家族には話してきました


ご本人からも聞かれた時には

知りたいことを正確にお伝えしました


全てを受け入れ

全く動じることなく

ご本人もご家族も何も言わず

最期を迎える

そんなことはまずありません


だから

私たち緩和ケア医や

緩和ケアができる訪問看護師さん

ケアスタッフさんがいるのです


揺れる思いをどう支えるか

ご家族のお気持ちは1日の中でも大きく揺れ

色んな質問がでていました


訪問看護師さんと密に連絡をとり

多方からサポートすることで

ご本人もご家族も

穏やかな時間を過ごすことができました



それでも

あの時こうした方がよかったのか?

こう言ってあげた方がよかったのか?

自分なりの振り返りは必ずします


しばらくは

その患者さんのことばかり考えてしまいます



ご家族からの

眠るように逝けました

先生にみていただけてよかったです


この言葉に救われてはいけませんが

少し気持ちが楽になります