私が入職した時にいた女医さん

一度も目が合わず


話しかけてもすぐにシャッターが下りる

それでも、シャッターをノックして話しかけると


いい加減にしてくれ!

と言わんばかりに

「忙しいのでやめてください」とヒステリー


彼女は退職が決まっていて私が引き継ぐ

だから聞きたいことを聞いただけ


忙しい?

いや、忙しくないことはわかっていたので

話しを続けると


「そんな昔のこと忘れました!

もうやめてください!」


え?

私そんなに悪いことしました?


カルテに記載がなく始まった薬のことや

治療方針など

確認しておきたいことを聞いただけなのに•••


聞かれたくなかったのか

なぜ?



この女医さん

診療の時もこの調子だったらしく


訪問して

薬を出して

帰る

この繰り返し


異常があったり

問題があれば全て病院受診

その後も通院をすすめていたそうで

ご家族はへとへとで疲弊している方も多く


治るか治らないか

治るならどういう治療になるのか

治らないなら今後どうなっていくのか


訪問診療でどう対処していくのか

例えば病院へ行ったら何が違うのか


そういった説明をしながら話し合うと

答えが出てき始める

すぐには決まらなくても

考えることが大切


患者本人にはもちろん

ご家族にも思いや考えはあるのだから

話し合うことが大切



向き合った時に

コミュニケーションしている時に

あれ?と違和感を感じることがある


理解できていないのか

他のことを話したいのか

それはいろいろだけど




病気だけでなく

人を診る

在宅医の基本