緩和ケアに携わるようになった時は
病院勤務でした
外来で緩和ケアが必要な患者さんを診察し
入院が必要ならば緩和ケア病棟で診る
それがは私の仕事でした
そこで
患者さんやご家族の
「家に帰りたい」
「連れて帰りたい」という気持ちを聞き
在宅緩和ケアの必要性を痛感しました
どこにいても緩和ケアが受けられる
その大切さはわかっていましたが
なかなか現実は難しいのです
病院と在宅医療
行ったり来たりできるといいなと思います
2年ほど前から病院に勤務しながら
訪問診療のアルバイトをしていました
こうだったらいいなを
一人でやってみたのです
やっぱり、いい!!!
入院という選択も
家で過ごすという選択も
緩和ケア医としてサポートできる環境がある
とても理想的だと思いました
患者さんの生き方を支えるために
昨年思い切って転職しました
新しい職場は
私の理想を何年も前から実現している所
ホームページには
「うん!うん!」
「そう!そうその通り!!!」と
共感できることがたくさん書いてありました
しかし
入職して2日目には
「あれ?」
大切なのはいつも患者さん
••••のはず
そんな当たり前のことを考えながら
「私、間違ってる?」と感じてしまう環境
だんだんしんどくなってきて
イライラすることも多くなりました
口だけだったのか••••
そういうことか••••