呼吸器の病気に
肺炎を併発した患者さんの
在宅医をしていました
当初は「通院できない」から
「仕方なく」と言った感じで
在宅医療のことがよくわからない状態での
依頼でした
初診の時から状態はかなり厳しく
患者さんのご家族からすれば
会ったこともない医師から
厳しい話をされることになりました
信頼関係のもと話す
信頼関係を作りながら伝えていく
そんな時間はなかったので
かなりスピードをあげて動きました
主治医となってひと月経たずに
お別れとなりました
日に日に衰弱し
日に日に辛さが増す患者さん
低酸素によるせん妄で
介護も難しくなります
薬剤による調整で落ち着きますが
眠る時間も増えていきます
介護疲れしているお母さんを気遣い
息子さんは入院を
娘さんはお母さんのことも心配だけど
お父さんと会えなくなることが寂しく不安
兄弟喧嘩をしていました
「お父さんは入院は嫌って言ってたから」
と
奥さんが「在宅で!」と決断しました
その過程をサポートする中で信頼関係も
作ることができたように感じます
お線香をあげに伺うと
皆さん笑顔で片付けをされていました
大泣きすることもなく
笑って送り出せました
みんな笑ってました
病院にいれず
自分たちで看られてよかったです
短い時間でしたが
緩和医療でしっかり苦痛をとり
ご家族にもお別れの準備を
していただくことができてよかったです