肺がんの治療は数ヶ月前から難しくなりました
息子さんの強い希望で
薬を半分に減量して継続していましたが
効果はありません
患者さんは体がだるく
食欲もなくなって
横になってじっとしています
幸い胸の苦しさや咳など
肺がんによる呼吸器症状は
今のところありません
食事は全く摂れず
飲み込む力も無くなっています
息子さんは
栄養を!と
経管栄養を希望したそうです
鼻から胃まで管を通します
細い管ですが
つらい処置です
その日に患者さん自ら抜いてしまいました
私が退院後の主治医となりました
再度経管栄養をしてほしい
息子さんから電話がありました
栄養を摂る意義、目的
現在の病状
繰り返し説明されていますが
やって欲しいと
強く希望されています