85歳の女性が施設で暮らすことになりました
在宅医療の依頼があり
私が担当になりました
治療は薬を減量して続けていましたが
効果は乏しく
そろそろやめ時だという説明がされていました
でも同じ市内に住んでいる息子さんが
いつも説明を聞いているので
遠くの娘さんには正しく伝わりません
仲もよくないらしく
完全にコミュニケーション不足です
肺炎で高熱がでて
元気もなくなってしまい
娘さんの希望で病院を受診し
そのまま入院となりました
肺炎はおさまり
退院の話がでてきたのですが
娘さんの希望は
第一に食べて欲しい!です
肺炎になる前から食べたくないとおっしゃり
好きなものを少しだけになっていました
食事の話も苦痛になっていて
どれだけ食べられたか?
とか
食べないといけない〜みたいな話は
私は「禁」だと思っています
娘さんからは
緩和ケアという言葉もでてきたものの
嚥下訓練とか治療という言葉がでてくる頻度が
圧倒的に多く
正直何を聞いてきたのかな?
と感じています
病気の状態
体の具合
気持ち
いろんなことを全体的に捉え
やはり1番はご本人の気持ちだと思います
やっと
なんとか食べた一口のゼリーが
なぜか
食欲が戻ってゼリーをペロリ と食べた
になっていて
嚥下機能の評価が必要という話が
嚥下訓練で食べられるようにとなってしまう
伝言ゲームがおもしろいのは
話がうまく伝わらないから
距離と方法(電話)
関係性が邪魔して
内容が伝わりません
そしてその人がキーパーソンとなり
物事を決めていく
元気だった頃のお母さんは
どんな生活を送っていたのか
どんな生き方を望んでいたのか
いま一度考えて欲しいと思います