がんの患者さんが
治療していた病院から退院します
ご自宅ではなく施設に
その施設に訪問診療に伺うことになりました
すぐ近くにいるご家族は
「キーパーソン」ではなく
遠く離れたところにいるご家族がキーパーソン
でも通院や諸手続きは
近くにいるご家族がしてくださいます
治療の経過や主治医からの説明は
近くの家族が聞いていて
その方からの〝伝言〟でキーパーソンに伝わります
細かいこと
ニュアンスは伝わりにくく
患者さんご本人はすっかり置いてきぼりで
遠くから「まだ治療をしてほしい」と
「食べられないなら別のものを」
と段ボールが届いています
難しい
距離や時間はなかなか言葉では埋められなくて
伝えても伝わりません