5年ほど前外来を受診された患者さん


がんと診断されて怖い


85歳を過ぎてがんの診断を受け

どう生きたらよいのか

どう終わっていくのか

不安になってしまったとお話されていました


その時患者さんにはがんの症状はありませんでした

私自身のがんとの向き合い方をお話し

1日を大切に、できるだけ楽しく暮らしてほしいことをお伝えしました


後日、絵手紙をいただきとても嬉しかったのを覚えています


その方が私を探してくださり

家で死にたい

ひまわり先生に会いたいと言ってくださっていると聞きました


私が勤務している在宅クリニックから伺いました

初回訪問の時

いただいた絵手紙を持っていきました


5年以上経っての再会です


ベッドから起き上がるのがやっと

独りで歩くことができなくなったことを

嘆いていました


痛みも出ていたのですぐに薬剤も開始

腫瘍の増大により耳が聞こえなくなっているため

筆談でしたが

こちらの言うことは全て理解してくださいました



脚の浮腫がとれると少し動きやすくなるので

お薬飲んでくださいね


痛いのいやですよね?

お薬が効くと痛みが減るので使っていいですか?

息苦しさにも効くので、試してみましょうね



翌日には笑って過ごすことができるようになり

好きなものを食べて

穏やかな時間を取り戻すことができました


ご家族は

苦しそうなお母さんを見ているのが辛くて

入院した方がいいのか?と悩んでいましたが

翌日からは皆さん笑顔


頑固で大変ですけど

もう少し家でみます!と明るくお話してくださいました