手術をしてがんを摘出するために

術前抗がん剤治療を受けていました

手術まで

治したい

元気になりたい


その一心で頑張っていました

 

でも問題が生じてしまい

結局手術もできなくなり

抗がん剤治療も続けられなくなってしまいました

 

主治医からは

1-2か月と余命を告げた

と「情報」がありました



初対面の時の患者さんのお話から

 

   伝わっていない と感じました

 

周囲でサポートする訪問看護師さんなども

「伝わっていない」と感じていました

 


 

では何を伝えるべきか?

 

治療は続けられなくなっても

頑張って生きようとしている患者さん

前向きに物事をとらえ

前進しようとしています

 


「退院してから調子がいいです」

「この調子で頑張ります」

「もう少し元気になったら〇〇したいです」

・・・・・・などの発言を聞き

 

「もう一度ちゃんと話したほうが良いのでは?」という意見が看護師さんたちからでました


 


では何を、どう話しますか?



大切なことは

残り時間を数字で伝えることではありません


現時点では

これからどうなるかを

細かく伝えることでもないと思います



うまくいくかは

いつもわからないですが


私の言葉で

伝えるべきだと私が思うことを

伝えました


希望がなくなるような話ではなく

どう生きたいか

何をするか

誰といたいか


どう過ごしたいか

一度ではなく何度も何度も話します