出勤すると
担当の患者さんが亡くなっていました

「またか••••」



予測できない急変もありますし

予測できていた症状ではあるが
それが思っていた以上に早く起こることもあります

思っていた通りの経過を辿ることもあります

いずれにせよ、ご家族やご本人には
その都度説明はしています
説明はしていても
さらにお話しておきたいこともあるのです




自分が休みの日に起きていることはわかりません
看護師さんからの電話で教えてもらうしかありません
もしくは自分で見に行くしかないのです


休みの日はなるべく先生に連絡しない!!
これが「約束」になっている今の病棟では
本当に知らせてもらえなくて

休みの日も少しだけ見に行っていましたが
「休みは休んでください」と言われてしまい


こちらが困ることも多く

「どんなことでもいいので電話をください」
とお願いしています
早朝でも、夜中でもかまいません

私は知りたいのです


しかし
これまで10年間
このスタイルでやってきているので
古い看護師さんは報告しないことに慣れています

新しく入った看護師さんは
私と同じ「違和感」を感じているので
報告してくれます

緩和ケア病棟は何もしない場所ではありません
死を待つところでもありません

治らなくても
改善することができることもあり
細かな対応が必要なのです



亡くなったことを知らされず
次の入院患者さんのことだけが話題になります

「亡くなったんですね」と話しかけて
ようやくその方の話になるけれど
細かい状況を伝えてもらえることは少なく
自分でカルテを読む

感性が同じ看護師さんがいると
気持ちを共有することができるけど

いない日は一人で
患者さんやご家族のことを考えながら
その方と出会ったころから今日までを省みる

私は   慣れる   ことができません
慣れたくもありません