あと3ヶ月です
しかも「もって」と付いていたそうです

何を根拠にそう言い切ったのか教えてもらいたい

もって3ヶ月
つまり3ヶ月は難しいということになります

病状の説明とともに
そんな宣告をされたら
誰でも数えてしまうでしょう
あと何日‥‥と



初めてお会いした時には
骨転移の痛みで動けなくて
顔が歪んでいました

でも
礼儀正しい昔気質の女性
しっかり姿勢を正してご挨拶してくださいました


もうすぐ90歳

これまでの治療も
現状もきちんと理解できています
すごい!

長く生きてきて
痛くて苦しむなんてダメ!

すぐに薬を調整し痛みは緩和しました
動くこともできます
スタスタは無理ですが歩けます


3ヶ月経とうとしています


数えてるんだろうなあって
患者さんの気持ちを考えると胸が苦しくなります

時々採血などしてチェックしますが
変化はありません

でも
お別れは必ずきます


検査の結果を説明すると
「そう、よかった。変わりないんだね。
でも、悪くなるって○△先生言ってたから‥‥」


そうだね、でも、今は落ち着いていますよ
安心してね
その時がきたら
らくに、眠るように
ちゃんとするから、任せてね

私は私なりに気持ちをこめてお話しました

患者さんも患者さんの思いを込めて
大きくうなづき
穏やかな笑顔でにっこり

通じたよ