がんと診断されると

がんが発生した場所以外にも
異常がないか検査をします

周囲にどれくらい
どんなふうに広がっているか

遠くにがんが転移していないか

調べ
対処していきます


時間が経つと
いろいろな症状がでてくることもあり
それぞれが複雑に絡み合い
影響しあい

込み入った病状になることがあります



60代の患者さん
肺癌が脳へ転移し

肺がんも転移した脳腫瘍も数年に渡り
治療してきました

ある時から脚がしびれてきました

あれ?

主治医は抗癌剤の副作用でしょう〜と

でも
どんどんしびれ
やがてまったく動かなくなり
触ってもわからなくなりました


あれ?あれ?

ご家族も「おかしい!」と感じますが
主治医は検査を追加し
「異常はない。ずっと治療してきたからね。
弱ってるんだよ。リハビリ頑張って!」と
言ったそうです。



緩和ケア科に紹介となり
さらに検査をすると
脊髄に広範囲に転移していることがわかりました



リハビリしても歩くことは難しい


現状がわかり
厳しい状態ですがご本人もご家族もすっきり


専門分野に長けていても
各専門科同士の密なつながりがなければ

こうして説明のつかない事項がでてしまうのかなあと感じました

そこも緩和ケアが担うべき重要な仕事です