今日は訪問診療の仕事の日
私が目指すのは
必要な人には
いつでも
どこでも
緩和ケアを提供できる環境をつくること
緩和ケア病棟だけでなく
ご自宅でも
施設でも
がんでも
それ以外の病気でも
緩和ケアが必要なら緩和ケアを!
これを目指しています
なので在宅医の先生にお願いして
アルバイトをさせてもらっています
認知症も緩和ケアが必要な疾患です
施設の介護士さんが
「○○さんが寝ません
トイレばかり行ってコールが多くて
夜勤が困ってて
眠剤もらうように言われてます」
(うーん、それは誰のための眠剤?)
伝達してくれたその日の担当さん
彼女はいつも入所者さんのお世話を
一生懸命しています
興奮したかたがどんなに罵声をあびせても
じっと耐え
声をかけ続けています
提案してみました
眠れないのはトイレに行かないといけないから?
それなら、頻尿の治療をすれば眠れるようになりますよね。高齢者の夜間頻尿はよくある症状なのでまずそちらの治療をしてみたいです。
眠剤を増やすとトイレに起きた時に転んだり、朝になっても薬が残って生活リズムが崩れたりしますから。
1週間後
「夜のトイレが減って、ずいぶん眠れるようになっています!」
あの時伝達してくれた彼女は
とても嬉しそうに報告してくれました
夜勤は大変だと思います
沢山の入所者を
少ない介護士やヘルパーさんでみなければいけません
認知症の人もたくさんいます
徘徊する人は目が離せません
でも
医療や介護は私たちのためのものではないのです
自分たちの仕事の負担が減るように
薬を使うのではなく
患者さんや入所者さんのために使うのです
ここ、とても大切です