癌が進行し人工肛門を造る
という話が出たかたがいます

抗がん剤の効果も乏しくなり
癌が腸管まで広がってしまったからです

なぜ人工肛門が必要なのか
つくったらどうなるか
作らない場合どうなるか

そのような事柄が説明され
はじめて考えることができるのだと思います


○やってもやらなくてもいい
○先々腸が閉塞したときのために予防的につくる
○先々と言ってもそれだけの時間が残されてるわけではない
・・・・・・そんな話だったようです

つまり
抗がん剤ができなくなり
腫瘍そのものや、転移巣が広がりつつある
予後も長期は望めない
だからやらなくてもいいんじゃない?
ということなのだと思います。


しかし
私たち緩和ケアを主の仕事にしている医師は
生活の質をみています。
その先生達とは視点が違いますね。

腫瘍が大きくなっても
質を求め
生活を支えます!

ご家族やご本人の1番の不安は
人工肛門の管理ができないんじゃないか?
ということでした。

もう年だから~とおっしゃっていましたが
72歳のしっかりした方です
食べることが大好きなのに
今は腸管の問題があり絶食です。
人工肛門になれば食べることができます。

患者さんが何を求めているか、優先したいのか
何が問題で
どんな解決策があるのか
きちんと説明し共に考える
それが緩和ケアです。