初めて緩和ケア外来でお会いしてから
約3ヶ月


腹水の処置KM-CARTが主の治療でした
KM-CARTの後は食事もとれ
食いしん坊のM子さんは
処置が始まって10分ほどすると

「らくになってきたー
さあ、何食べようか」と
満面の笑みでウキウキされていました

次第に衰弱が進み
不安が強くなり

「先生これからどうなる?」
「先生、最期はどうなる?」と
涙されることもありました

娘さんや息子さん
たくさんのお孫さんや
最愛のご主人に見守られながら
旅立たれました

最期の診察をさせていただくとき
やっぱり悲しくて

心をこめて診させていただきました