医療訴訟

実際の訴訟は身近にはありませんが

「訴える」という声は何度か聞いたことがあります
ほとんどの場合
患者さんやご家族が怒っています

当事者はそれほどでもなく
説明はしただの
やるだけのことはやっただの言って
ふんぞり返っていることが多いように感じます

今回は
わりと近くでおこりました

その患者さんはずっと怒っていました
フツフツしながら
自分に起きていることを
主治医のせいにしたり
世の中を嘆いたりしていました

癌になり

症状が激しくでて
打ちひしがれているところに

さらに転移がみつかり
また別の症状がでて・・・・・・
踏んだり蹴ったりの状況で
持って行き場のない
悲しみや辛さを
主治医にぶつけることもあると思います

ついにその気持ちが
完全に怒りとなりました

それを思い切りぶつけても
主治医は受け取りません 

ほぼ無視

そして
訴訟という言葉がでています

訴えても何も変わらないことがわかっていても

謝って欲しい
見落として悪かったと謝って欲しい

それだけなんだそうです