81歳の男性
前立腺がんをながく患い
骨転移による痛みが出ています

在宅医療を受けながら
奥さんと生活できていましたが
せん妄がでて
ご家族が介護できなくなり
緊急入院となったそうです

私の前の職場です

息子さんや娘さんも駆けつけ
「なにがおきてますか?」
「具合はどうですか?」
となるのは当然のこと

そこできちんとわかっていることをお伝えし
決めなければいけないことを決める

はずですが

私の後任は
説明が的を得ていないため、病状がわからない
血液検査の結果を欲しいと言えば
「どこにもってくの?どこかへ持っていかれたら困るから渡せない」と拒否

いきなり
心臓マッサージや人工呼吸器の話をし
ご家族は目が点に

緩和ケアの基本も理解できていない医師が
緩和ケア病棟の専従となっている状況

働いている看護師も
「うちには来ない方がいい」と言っています

ガンの病状、病態の説明は
確かに複雑で難しいですが
日常生活に支障となるようなことや
生命に関わることはしっかり話しておくべきです

そして延命治療については
順を追って話すべきで
今起きていることもお伝えしていないのに

がん終末期=死
前提で話すことに意義を唱えたい!と思います