急変した患者さん

転移があり
残り時間はひと月ないと
ご家族に説明がありました

動けなくなっていて
か細い声で話すのもやっと

しかし
2週間後
座ることができ
リハビリもでき
少しですが
食べることもできています

私たちは「今、帰ろう!」と

しかしご本人は
「もう少し歩けないと帰れない」
「これでは何も出来ないから迷惑かけるだけ」

退院はしない・・・・・・と


今は放射線が効いてよくなっている
しかしこの状態は長く続かない

そう説明されてはいますが
たぶん十分伝わっていないのだと感じます

私たちが患者さんやご家族のおもいを
聞き出して
それを形にできるよう
お手伝いしなければ

患者さん、ご家族は
おそらく初めての経験で
よくわからないのです

時間を大切に使う

それがどんなに難しいことか
知っているからこそ
先にたち
誘導をすべきなのだと思います