癌の治療をしているときに
病状が急に変わり
状態が悪くなることがあります
治療中なのに薬を使えなくなり
ご飯をたべられなくなったり
眠る時間が増えたり
御本人もご家族も
いったい何が起きているのか
これからどうなるのか
とても不安になります
そんなときには必ず主治医から病状の説明があります
ここがとても大切です!
説明の仕方によって
理解度は変わり
どこに向かっているのか
方向性もはっきりとします
ここで
単なる検査数値の説明になったり
患者さんや御家族にはまず理解できない画像を淡々と説明したり
そういう説明しかできないと
のちのち混乱が原因で関係がぎくしゃくします
このような状況では
必ずしも余命をいう必要はなく
むしろ
そのような数字より
具体的な状態の方が知りたいと思います
このまま食べられなくなるのか
歩けるようになるのか
薬は再開できるのか
痛みは出るのか、ひどくなるのか
そのようなことの方が知りたいのではないでしょうか