病室に患者さんを訪ねた時のことです

高齢の女性です

その方の生き様が表れたなんとも穏やかな表情の美人さんです


癌が全身に広がり 、痛みも出ていてるため
主に疼痛管理が治療の中心となっています

ご家族の色々な事情で御本人はご自分の病状を知りません


その方は御宅のある方角をいつも見ています

ボケたら困るので家があるのはあそこ・・・っていつも自分に言い聞かせているそうです


今日はご家族のお話を沢山聞くことができました
途中何度か同じ話をグルグルしていましたが、しっかりされていて気持ちを交えながら表情豊かに話してくださいました


子供たちが会いに来てくれた
いつも来てくれる


それがとても嬉しいと


窓の外を眺めながら
「しあわせ」とおっしゃいました

心から出たおことばでした


子供が仲良くてね
四人いるの
みんながなんかあったらすぐに集まって

会いにきてくれるんよ


しわあせ


・・・と

人によって幸せの物差しは様々で

ひょっとしたら
彼女の境遇を幸せと感じない人もいるかも


でも
ああやって
心から
し あ わ せ


・・・って言える人生
素晴らしい!と感じました