患者さんは20代
自宅で過ごしたい
そう希望され、訪問診療、訪問看護開始
お母様は若い頃
ご自分の父親を癌で亡くされ
子供さんもがんになり
医療者に対し強い怒りをお持ちでした
治さないと許さん!
殴りかかるような勢いで怒鳴ります
体調不良になってから
癌と診断されるまでの経過
診断が遅れたと
医師が見落としたと
行き場のない思いをぶつけます
泣きながら
叫びながら
怒りや全ての感情を外に出し
それでも
とてもとても辛いのだと
見ていてわかります
大切な人が病気になるって
1人の人を
こんなにも変えてしまうことなのだと
改めて思いました
