白血病が進行し

肺炎を繰り返している患者さん


自宅退院の目処がつき

訪問診療の依頼がありました


退院前のカンファレンスを行い

退院日も決めました


ご本人はとても喜ばれ

こんなに元気になった!と

ベッドから起き上がってみせてくださいました


しかし

その夕方

発熱したので退院は延期

と連絡がはいりました


治療が再開されましたが

なかなかスッキリとはよくならず

酸素吸入が必要な状態になっていました


白血病が減少し

抗生剤の効果がなかなかでない状態


病院の主治医から連絡がありました

「抗生剤を変更して

引き続き治療をします

退院は難しいです

ご本人は帰る!と言っていますが

奥さんは不安とおっしゃっていたので

この状態で連れて帰るとは言わないと思います」


もう帰ってこられないのかな‥‥‥

そう思いました



しかし

翌日退院のお知らせと

再度訪問診療の依頼がありました


ご本人の「帰りたい!」を

ご家族が支え


‘頑張るので退院させてください!‘

と主治医に懇願されたそうです


すぐに看取りになる可能性があることも

説明されましたが    

帰ってきてくださいました


奥様には確かに不安もありますが

帰ってこられた喜びの方が勝っており

みんな笑顔です


ご本人は泣いて喜んでいました


主治医のなんとか肺炎の治療をしたい

という思いはとてもありがたかったですが


退院のタイミングは今!

だったと思います