今日はNHKのあさイチに出演しました。

性暴力について考える特集でしたが、性暴力の被害者は身内からも社会からも、被害者側にも落ち度があったのではないかと言われ、誰にも相談できなかったり長い間苦しんでいて、泣き寝入りも非常に多いです。

日本では、いやよいやよも好きのうち、とか、本当にいやならば徹底的に抵抗できるはず、と思っている人もまだまだ多く(番組に寄せられたFAXなどによれば、高齢男性に多いようです)、男女ともに、

同意とは何か

ということを認識し直すことが重要だと改めて思いました。

パワハラやお酒で嫌と言えない状況を作ったりするのは、積極的な同意でないのでNOとなります。

こういう話をすると、美人局や冤罪という意見が必ず出ますが、被害者が偏見に負けず勇気を出して訴え出て、冤罪や虚偽の可能性がどのくらいあるのか。痴漢もそうですが、実際の被害と泣き寝入りの件数と、虚偽や冤罪の実数にどれほど差があることか。

同意の概念すら浸透していない時に、虚偽や冤罪の可能性について声高に言うのはバランスを欠いているし、自分や大切な人が被害に遭うかもしれないという当事者意識が乏しいのだろうと思います。

そもそも性行為を積み重ねられた信頼関係がない状態で行うことを想定するから、冤罪や美人局などという発想が出てくるのだと思いますが…

同意というものについて、若い世代からは常識になって欲しいなと思いました。

痴漢は昔は今ほど凶悪な犯罪とは捉えられていなかったけれど、長年の啓発が社会の意識を変えてきました。

子供達が大きくなるまでには、セックスの同意についてもそうなるよう願っています。

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カビラさん、紳士で素敵でした!