友達のお子さんが神戸女学院中学部に入られることになり、会ってお祝いしてきました。
とても賢そうで可愛らしく人懐こい、将来が楽しみなお嬢さん。

友達は「神戸女学院てどこがいいの?どこの大学に何人入ってるか全然公表してないし、判断のしようがない」と言っていたのですが、お嬢さん自身が結局志望し受験されました。そんな奇特な学校(卒業生はほぼ娘を入れたいと願うんだけど)を選んでくれたことが嬉しくて、お嬢さんにはものすごく楽しい6年間を約束しました。

いやー、どこの大学に何人入るか、というのはよく保護者の学校選びの材料になるみたいですね。(特に、入った時の偏差値はさほどでもないけど、いい大学にいっぱい入れる中高は、お得?とされているとききます)

でも、それって「受験少年院」てことじゃないの…?と思ってしまうですけど。

母校神戸女学院は、少なくとも私の時は全然受験に役立つ授業は無かった。まああっても英語くらい。
でも、学校は生徒のやりたいことを邪魔しない。毎日の礼拝は必須だけど、年間200日も休みがあって、校則がゆるくて、自由があるので勉強したい人はすればいいし、しない人はしない。行事なんかの運営も生徒の自主性に任せきり。学校の勉強は全然しなかったけど、貴重な経験をたくさん詰めました。それが今の自分にとってもとても大切なものとなっています。

とあるものすごい進学校の出身の女医さんは、「学校では勉強以外のことは何も習わなかった。でも、あの学校でみんなに引っ張られて自分も国立大の医学部に行けた。」と言っていました。なるほど、確かにそれは利点で、私はそういう学校の子に比べたら緊張感も勉強量も全然足りなかっただろうし、そういう学校に行っていたらもっといい大学に現役で行けたかも知れない。か、辛くなってグレたかどっちか。

いろんな価値観はあると思うけど、勉強は塾でもできるので、学校では勉強以外の経験をさせたいな、と私個人の親目線では思います。

うちのちびっ子たちが大きくなる頃には学校選びはどんな感じになるのかな。

ちなみに友達は勉強を全然管理していなかったのに余裕だったみたいで、ママが9割とかいう話もあるけど、やっぱり遺伝かなって思ってしまいました。