昭和30年頃までは夏の気温も30°を越す日は何日もありませんでしたが、今年は35°を越す熱帯夜が何日も続きました。人間は寒いのは洋服を着ることでなんとか我慢することが出来ますが、暑い日は我慢することはできません。

 2005年にヨーロッパで気温が45°にもなり、熱中症で3万人の老人の方が亡くなった事は皆様の記憶に新しいと思います。これからは温暖化に向かって動いていますので、気温が高くなることは間違いないと考えます。そうしますと一番有効な手段としては家の断熱化であります。今までは石油、ガス、電気も安く供給されていた事で皆様も気にならなかったと思いますが、これからはそうはいきません。このようなことから私達家を建築することに携わっている立場の者としては、皆様方に夏は涼しく冬は暖かく生活していただく為にCO2を発生させる燃料をいかに少なく使用して暮らすことの出来る家を建築するかであります。

 そこで私達(豊田工業高等学校専門学校の鈴木准教授と㈱サカエ、㈱コスモ、㈲金千工務店)は産業で共同研究をしております。テーマは“家の断熱化”であります。今私共が考えた断熱工法で建築した家を引渡前に施主様の了解の元実験棟として計測器を取付け、夏の一番暑い日にデータを10日間に渡り取った所、建物の内に外の温度差が30°あることが分かりました。

 私たちが求める断熱化の目的に到達いたしました。新しい断熱工法(従来の熱利用の1/51/7ですむようになった)が確立した事でこれから皆様の建物造りに3社で頑張りたいと思っています。建築する住宅に巧御期待ください。


※実験棟御施主のご協力によりまして、9月中は見学することが出来ます。

持続可能な社会を目指すには何をしなければならないか・・・


一次産業の活性化しかないと考えます。


[1] 日本の農業生産高を自給率で80%まで高めることである。

日本の農業を自給率で80%まで高める為にはどうするか。現在の農業は自給率で39%しかなく、他口から輸入をしている現状で、食品には農薬や添加物が混入していて事件にもなっている現状です。世界の人口65億人のうち現在日本人のような食生活の出来ない人達が20億人もいる状況で今世紀中に95億人になると言われている今、いつまで外国に食糧を頼っていて良いのでしょうか。又、農業後継者も居ないような事ではこれからの日本は不安でなりません。今こそ農業分野に力を入れた政策をしなければと考えます。


[2] 沿岸での漁獲量が昭和36年度の漁獲高までにする漁場作り。

沿岸漁業は河川の汚染や工場排水の汚染によって、壊滅的な打撃を受け沿岸の漁獲量も昭和36年ごろの1/41/5位までに落ち込んでいる現状です。今元に戻そうとする動きが、北海道十勝や岩手県の気仙沼湾等で取り組まれていて、山に木を植えることから始め、農家の方に農薬の使用を少なくしたことで、昔の海にもどってきた所もあります。全国の河川で運動を起こし活性化できる事を皆でやりましょう。


[3] 山の植林と間伐を行ない住宅資材が十分供給出来る山作り。 

日本は昭和39年度以降所得倍増計画により農村に居る若者は都市に出て来て、工場で働きなさいと言う政府の方針で人口がどんどん増える人達で工場を作り、そこで雇用し製品をどんどん作り輸出し外貨を稼ぎ経済が大きくなりました。

都心部は大きくなった分、農村は過疎化し農業後後継者や山林後継者が少なくなり

農業も林業も維持が出来なくなってきました。これは国民の皆様の理解により

他国の農業や林業を宛てにする事なく自国の農地や山林を立派にし、維持できる社会の構築こそが私たちの使命かと考える次第です。



工務店

私達は山を見て美しいと感ずる事があっても、山が果たす役目をそんなに深く感じた事が無いのが一般的でありますが、とても大きな役目を果たしています。山の高い峰にブナ森があり、ブナが秋になると落葉して落とす落ち葉が腐葉土となり、厚くふわふわの層を作り自然のダムになって水を蓄え、山に染み込ませ岩盤に含まれているミネラル分を溶かし伏流水となって地上に湧き出し人間や動物・植物が生きて行けるのは、そうした水があるからです。もう一つ大きな役目を担っています。落ち葉が腐葉土になるとき、フルボラ酸になり、そのフルボラ酸が土中の鉄分と結合する事でフルボラ酸鉄が出来る。そのフルボラ酸鉄を耐えて植物性プランクトンが発生し、川を流れて行くうちに動物性プランクトンが植物性プランクトンを餌にして大量に発生する事で、河口でその動物性プランクトンを餌にする小魚や貝、カキ、海草が大量に発生することで海草の下にはサザエや小魚が実を守りながら成長する事で、小魚を食べる大きな魚が来る。そこで食物連鎖が出来るのである。そこで大切な事は田や畑で農薬を使う事で、今までこのような仕組みを壊していた事が最近になってようやく分かってきた。山に木を植えよう運動が全国で広まってきた事で、活性化が進み始めた。農薬を使わなくなる事で、野菜に虫の食べた跡があっても料理して食べる勇気を持とうではないでしょうか。