日本にも影響がアジア各国の「物流覇権争い」には日本企業の国際物流戦略が大きくからんできたのである。たとえば、円高を背景に生産拠点をアジア域内に移した電気機器メーカーの場合、ブラウン管はシンガポール、ICは中国、組み立てはマレーシア、細部の部品はインドネシアという具合に生産拠点は専門化された。そのため各地工場で部品、半製品などの調達を効率よく行なわなければならなくなった。