できれば、愚痴は言いたくないですが
サラリーマンをやっていると
嫌な事が多々あります。
多くのいろんな価値観を持った人達が一緒に仕事をする。
時には、ただの意見の不一致に留まらず、
軋轢や政治的な問題が後を経ちません。
感情論、理想論がごちゃ混ぜになって
本来投ずるべきでない部分に神経を消耗させられます。
少なくともsomtanはそんな場面に
沢山遭遇してきました。
今日、こんなことがありました。
とてもお偉い方が激怒しました。
会議の最中のことです。
顔を真っ赤にし、憤怒の形相を崩さない。
結論からいえば、その矛先はsomtanの方を向いていない。
あるプロジェクトで選任された
1人が集中放火を浴びている。
彼はプロジェクト推進に対して反対派の課に所属する。
彼の上司がこの仕事を唾棄し、部下がその責務を背負っている。
somtanと同じ境遇である。
お偉いさんは余程、腹の虫が悪かったのだろう。
また、彼が持ってきたプレゼンテーションの内容が
プロジェクトに対して否定的であったことも災いする。
「これは会社の命令だ、俺がやれと
いったことをやれ!!」
お偉いさんは罵る。
somtanは散々怒られてきたから、
彼の資料を見たときからこの状況は容易に想像ができた。
彼は完全に萎縮してしまっている。
かわいそうと思ったが、助け舟がだせない。
そして、お偉いさんの怒りが頂点に達し地団太を踏み出した。
そのときsomtanの脳裏に浮かんだことと言えば、
もしかすると彼を助けられるかもしれない、
浅はかなサクセスストーリーだ。
ぴょこっと飛んでみようかと考えた。
そう、ダチョウ倶楽部の上島のように。
お偉いさんが地団駄を踏むたびに、ピョコッ!!
2回目の地団駄でとなりに居た彼も、ピョコッ!!
お偉いさんは、「おやっ、さては...」とうすら気付く。
お偉いさんは確かめるように地面を蹴る。
somtanはさっきよりも少し高めに飛びはねる。
『おまえらなめてんのか!!』
お偉いさんは怒り心頭して、思いっきり地面を蹴る。
しかし、今度は跳ねない。
あわわわわわぁ。。。。。。
『なんで跳ばないの? 跳んでよ!』
と無事に着地点を見つけておしまい。
やっぱりこんなことを考えているsomtanは
どうしょうもないダメサラリーマンですね。
現実には彼を助けることすらできませんでした。
このケース、本当はもっと複雑な背景があるんですが、
仕事のことは書きません。
その代わり、次のようなたとえ話を続けたいと思います。
むかし、旅をしている牧師さんがある町を訪れました。
そこは度重なる天災と飢饉によって人々は生きる希望をなくし、
窃盗や暴行がなど絶えない町でした。
牧師さんはこの町に必要なものは何かと考えました。
人々が心の安定を得ることができて、秩序を保つために
教会を立てることにしました。
牧師さんはお金持ちから寄付金を集い、
そして市民にはレンガ積みの仕事を与えました。
当時では教会を作ることに相当な時間と労力を要します。
牧師さんはある日、レンガ積みをしている男に質問を投げかけました。
「あなたは、何をしているのですか?」
男はいいました。
「レンガ積みをしているに決まっているじゃないですか。
見れば分かるじゃないですか?あなたが依頼したんでしょ。」
ごもっともな答えにウンウンと頷いて牧師さんは後にしました。
牧師さんは他の男にも同じことを尋ねてみました。
「あなたは、何をしているのですか?」
男は答えました。
「私は、将来この教会に集う人々の笑顔を作っています。」
どうしてこんなにも捉え方が違うのでしょうか....etc
このお話は会社の新入社員研修でよくされる話です。
後者の考え方をしなさいという教えですね。
『なるほど、納得』...ですか?
しかし、例えばその積上げているレンガが徐々にズレて
しまっている場合はどうでしょうか?
あなたはそれに気付いていて見てみぬフリをする。
または納得していない。
それで人々の笑顔を作っていると言えるでしょうか?
答えはNOです。
じゃぁレンガの積上げ方がおかしいと、正せばいいじゃないか。
分かっていると思いますが、それは理想論です。
大きな組織になればなるほど、1人の力はあまりに非力です。
決定権は経営陣にあります。
ビジネスに正解も不正解もシロクロつけることは困難ですが、
自分が正しいと思うことを貫いて組織の中で成し遂げることは極めて困難です。
ですから、会社の仕事が楽しいと言っている人は、
会社のビジョンとあなたの考えが一致している人
(できている人)であり、幸せものです。
今週、会社を退社される年輩の方が言われていました。
会議では怒ってばかりで怖い人ですが、情熱があって実は優しい方です。
30数年勤め上げて、数々の大きな仕事をしてきた人が最後にこんなことを話しました。
『今までの会社生活を振り返ってみましたが、
あまりいい事がなかったなぁと言う感覚です。
けれど、そんなに悪いこともなかったなぁと思っています。
そして今になって、大切にしたいと思うことは感謝の気持ちです。
みなさんにも感謝の気持ちを大切にして欲しいと願って止みません。』
どうですか?
somtanはちょっと切ないです。
学生さんが聞いたら”神”と言わんばかりの仕事をされてきた方です。
その人が言う大切にしたいと思っていることが、
地位や名誉や仕事でもなく、お金や安定ではありません。
あなたが今の仕事に満足しているなら、感謝しましょう。
けれど、やっぱり満足できないなら、自分が正しいと思える
ことを一緒に目指しましょう。
いつもブログを読んでくれてありがとう。
by ぴょこっとsomtan

