選抜甲子園プレイバック1996 春・躍動-好投手 | ヴェラチャイのブログ

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選抜甲子園プレイバック1996 春・躍動-好投手


準決勝に勝ち上がった4校がいずれも西日本勢となった大会で、共に前評判の高い学校が勝ち上がった。


チームの投打の中心本格派右腕・宗政擁する高陽東、機動力を使った攻撃と堅守の岡山城東、そして、決勝に勝ち上がったのは大会最速右腕でストレートで三振が取れる大型投手・智弁和歌山の高塚VS精密機械の様な抜群の制球力と切れ味鋭ボールを投げる鹿児島実のエース・下窪と言った好対照なピッチャー同士の対戦となった。


序盤に敵失で先制した鹿児島実は、その後も優位に試合を進めエースの下窪はゆるいボールを効果的に使い智弁和歌山の強力打線は上手く交わした。


また、智弁和歌山の高塚は連投の疲れから自慢のストレートに制裁を欠き、途中降板、試合は終始鹿児島実ペースで終わってみれば、6-3の勝利で県勢春夏通じて初の聖地での優勝を成し遂げた。


下窪はその後、日本大学に進み野手へ転校、社会人野球で日本通運で6年間プレーし、2006年ドラフト5位で横浜ベイスターズに指名を受け、入団。


それから、小柄な大エースとしてあの平成の怪物・現在大リークで活躍している松坂大輔が大先輩と称するヤクルトの松井光介もこの年に本大会に出場。初戦で大阪学院大高校に1-2で敗れはしたものの、4安打に抑える好投で、気迫溢れるピッチングが印象的だった、、、


1996年選抜高校野球 横浜 松井光介投手


選抜甲子園プレイバック1996