平日の日中に仕事がないメリットを利用して
、先週、根室消費者協会さまの引率で、お隣りの牛の町へ、遠足に行ってまいりました。
(こういう楽しいことは、アラームなしでも早起きできるから フシギ
)
お弁当を持って、見ず知らずの極東の奥様たち10名と市役所専用大型バスに乗り込んで、いざ、別海町へ。![]()
別海町と言えば、人より牛の数が圧倒的に多い町で有名。
大量の乳がどこでどうなっているのか想像すらできない無知な私ですが、乳製品を消費する一人として加工体験もひとつの勉強と思い、家の大掃除を後回しにして、チーズ作りに参加させていただきました。 目的は、「ホエィ」狙いです。![]()
ここ数年でいろんなものを失いましたが、まだ、食欲と好奇心だけは失ってません。![]()
実は、私、チーズ作りは初めてではありません。
ずいぶん前に、某加工体験館でチーズを作る機会がありましたが、忍耐力欠乏で、完成まで待てずに途中で逃げ出した経験があります。 ![]()
翌日届けてもらったモッツァレッラは、この上なく美味で、ひどく感動したのを覚えています。
手間はかかるけれど、市販の一般チーズでは味わえない旨味がありました。
ということで、今回は10時から3時半までの短時間で、別海牛乳を使ったストリングチーズ(通称:さけるチーズ)を作らせてもらいました。
講師は、チーズ作りこの道ン十年のベテラン、べつかい乳業興社の職員さんです。
原料となる牛乳は、すでにタンクの中に用意されていました。
マスク・キャップ・ゴム手・エプロンを装着し、講師のユーモアある説明を聞きながら、作業開始。![]()
湯せんをしながら、温度を40℃まで少しずつ上げて、やさしく攪拌していきます。
レンネット、ヨーグルトを入れて待つと、分離して、ホエィ(乳清)がにじみ出てきます。
ホエィがどんなものか、コップで試飲させてくれましたが、これが実に美味しい。
乳糖不耐症の人がけっこういて、お代わりをせがんだのは私だけ?
ミルキーな香りが漂って、酔いそうでした。![]()
ホエィには、たんぱく・カルシウム・ビタミンが含まれていて、しかも低脂肪。
その効用は、美容液にも利用されるほどで(太古の昔は、クレオパトラがホエー風呂に入っていたとか?) マッスルをつけたい男性や、アンチエイジングを狙う女性には、超ありがたいもの。
それが、もったいないことに、チーズ作りの工程で捨てられてしまうのです。 廃棄されたり、豚のエサにするなら、ぜひとも、私のエサに。![]()
ということで、用意してきたペットボトルにいっぱいもらいました。
牛乳の総量の1割程度しか、チーズができません。
のこりのホエィは、廃棄物として排水口に流されて、浄化槽送りとなりました。
もったいない。![]()
ここで、しばし、休憩タイム。![]()
ランチは、マイ弁当。
前の晩から用意した自家製ライ麦パンと、ヤーコン入りの卵とキャベツのサラダ(のっけただけ
)と りんご・バナナ・キーウィの蜂蜜がけ + 生姜入り紅茶
食生活アドバイザーなので、野菜をしっかり摂ることを、皆さんに見せしめなければなりませんからね。![]()
休憩後、講師の河口氏が、チーズの講義をしてくださいました。
チーズの歴史や製法、チーズにまつわるウンチク、漢字の勉強
などなど・・・短時間で、とても勉強になりました。
午後からは、成形。
タンクから真っ白な塊となったチーズの原型をすくいとって、4等分にカットします。
さらに、数等分に分けます。
切ったものをお湯につけて滑らかな「塊」にします。
時間との勝負で、かなり、熱い作業です。
それを、パスタの生地作りみたいにたたんで、伸ばして、またたたんで…を繰り返し、ステンレスの筒型に入れて型抜きして棒状に仕上げます。
棒状になると、繊維のように裂けるから、あら、不思議。
画像がボヤけてしまいましたが、出来上がったものは、蕗の茎みたいな形状です。
これらを塩水に漬けて、なじむまで、しばらく置きます。
再び、休憩したあと、塩水から出して水気を切ります。
これらを市販と同じサイズの7cmにカットします。
ロングサイズで持ち帰りたかったのになぁ。![]()
ひとりで自撮りして遊んでいるうちに、奥様達が手早くカットしてくださいました。
さっそく、できたてのホヤホヤをいただいてみました。
塩分は中心部まで、まだなじんでませんが、驚くほどのおいしさです。![]()
これらのチーズは、参加者全員で山分けして、持ち帰りました。
分け前は、ひとり8~9パック。![]()
おいしくて楽しい体験を、どうもありがとうございました。
ということで、
講師の河口さんと、ジョークが冴えてた職員さんに無理強いして、記念撮影。![]()
(キャップをとると、髪が思いっきり飛びハネてました。
)
この施設では、10名までの加工体験が可能で、毎回予約が殺到する人気ぶりだそうです。
興味のある方は、下記までお問い合わせを。
↓
感動と興奮したせいで
ちょっと疲れましたが、8パックのチーズと、ペットボトル大1本+小3本のホエィを抱きかかえて、パスの中で居眠りしながら帰ってきました。
今回は、消費者協会のメンバーとして、送迎バス付き交通費無料、しかも、たった500円
の費用。
申し訳ないくらいのコスパが高い食体験でした。![]()
チーズを作る過程で、あれほど栄養のあるホエィが、ざぶざぶと排水口に捨てられるのは、さすがに見るに堪えない光景でした。
排水に流せないので、そのために、大金をかけて浄化槽が造られたそうです。
栄養を廃棄するなんて、超もったいない話ですが、ホエィを製品化するには、これまた、ものすごい大金が必要だそうです。 しかも、輸入ホエィより価格が高くついてしまうんだとか。
地元のものを地元で有効活用して、上手に消費できる方法を考えなければなりませんね。
何かと楽しい行事を考えてくれる地元消費者協会は、また来年、加工体験遠足を実施するそうです。
今度は、ポリタンクを抱えて参上しよう。![]()
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