昨日でやっと

すべての引っ越しを終え

お部屋を不動産屋さんに

引き渡した。

 

「すべての」

 

と言ったのは、

沖縄に荷物を出した後も

 

母の家に移動させたものや

(冷蔵庫や乾燥機など大物含む)

 

廃品回収の方に

荷物を引き取ってもらったり、

 

荷物を送ってからも

使っていた生活用品や衣類などを

荷造りしたり

 

と引っ越すだけでなく

部屋を明け渡すための

準備が続いていたからだ。

 

引き渡しは

不動産屋さんだけでなく

内装業者さんの二人連れ。

 

大手の不動産屋さん

だからだろうか?

 

しかも退去

専門の担当者さんだ。

 

前回の引っ越しの時は

近所の不動産屋だったので

借りた時にお世話になった方が

ふらっとやって来て

 

お部屋をざっと見回して

終わったのに。

 

面白い。

 

これはとても合理的で

フェアなシステムでは

ないか?

 

なぜならその場で

不具合や汚れなど

お金の発生する可能性のある

場所を一緒にチェックできるからだ。

 

そうでなければ後から

そのような箇所を指摘され

自分が覚えのないままに

課金される可能性もある。

 

そうしてプロフェッショナルは

隈なく部屋をチェックし、

洗濯機を置いておいた

壁に5センチ四方程度の

取れない汚れについて指摘し

 

それ以外に関しては

 

「大変綺麗に使っていただき」

 

と言うお言葉をいただいた。

 

「どやっ」

 

と言いたいところだが

本当のところは

お掃除をしにいらしてくださった

みなさまのおかげに他ならない。

 

今年に入って

うちに来てくれた4人の人たちの

顔が浮かぶ。

 

ありがたいことだ。

 

チェックがすべて

完了するまで30−40分

かかっただろうか?

 

終了後は

部屋を去る前には

 

「ちょっとだけ時間を

ください」

 

とお願いし、

 

一部屋一部屋を回って

「ありがとうございました」

 

と挨拶をした。

 

トイレや洗面所、お風呂場

ウォークインクロゼットや

クロゼットまで。

感謝を味わいながら

回った。

 

ベッドルームには

特にお世話になり

 

感謝を伝える時には

涙が出そうになった。

 

その前掃除が終わった後にも

不動産屋さんやこれから

入るお掃除の業者さんのために

 

エッセンシャルオイルで

作ったスプレーを撒いていた。

 

人の住む場所には

住む人や家独特の匂いがつく。

 

それは大抵の他者にとっては

快適とは言えない。

 

だから私はこの後やってくる

他人のためにトイレやお風呂場や

棚の中まで

 

アロマの匂いにして

場所を引き渡すことに

したのだ。

 

それをした時に

部屋や棚の隅々まで

感謝を伝えていたのだが、

 

最後にもう一度

バイバイしたくなった私を

奇異な目で見るでもなく

時間をくれた二人の

寛大さに感謝している。

 

さてこの日の午前中は

廃品の回収もあった。

 

回収の費用を聞いて

私は度肝を抜かれた。

 

だいたいこんな感じだろう、

と考えていたのの

4倍近くだったからだ。

 

「何かおかしい」

 

私はそう思い

交渉をはじめた。

 

私としたことが

事前見積もりなしで

当日来てもらう、

 

というミスを

しでかしたのだ。

 

メールでやりとりしていた

担当者さんがとても

感じが良かったので

すっかり信用して

しまったのだった。

 

その金額が出る元に

なった使用するトラックの

大きさを言われたが

 

それは私の沖縄に送る

荷物と近い大きさだった。

 

「ありえない!」

 

6ドアの冷蔵庫や

洗濯機、テレビ、や

とんでもない量の衣類や

食器や雑貨などと

 

ほぼ同じ大きさの

トラックが必要なんて!

 

まだ後1日ある。

 

その日に来てくれる

回収業者もあるようだ。

 

断ろうと思い

他の業者のHPを

スマホで検索しはじめた。

 

そうして見つけた

業者は仮にそのトラックの大きさが

必要だとしても

 

1万円は安かった。

 

私はそれをその業者に見せた。

 

その時彼は

 

「それじゃあその業者の

利益は5000円くらいですよ。」

 

と。

 

それを聞いた私の目には

突然涙が溢れ出した。

 

5000円の利益。。。

 

玄関前のスペースには

私の使わなくなったものを

運ぶために

 

二人の男性が立っている。

 

見積もりをしてる男性に

使われているらしき男性は

頑丈そうな体をしているとは言え

とおに60歳は

超えていることだろう。

 

定年して老後を

暮らしていてもいい年だ。

 

この労働に対しての

利益が5000円。

 

そう聞いた私は

なぜか泣けてしまったのだ。

 

これは低賃金で肉体労働を

していらっしゃる方々には

失礼な話だろう。

 

申し訳ない。

 

ただ私は日頃から思っている

世の中の理不尽さを

目の当たりにした気がして

 

心から悲しく

なってしまったのだ。

 

「いいです。いいです。」

 

全部持って行って下さい。

 

その金額で結構です。

 

私は泣きながら

言った。

 

終了後には

他の引っ越しに関わって

くださった方々全員に

 

させていただいたように

ポチ袋に入れた

心づけをそれぞれに

お渡しした。

 

さてさて私が何を理不尽に

感じているか?

 

それは世の中の賃金の体系に、

である。

 

特に肉体を使って

世の中の基礎となるような

仕事をする人たちの賃金が

安すぎる、

 

と私は思うのだ。

 

需要と供給とか

全然納得できない!

 

片や仮想通貨や投資家などは

机の前に座ったままで

もしかしたら1日で

 

その人たちの年収を

稼いだりするのだろう。

 

それにはもちろん

元手となる資金が必要で

彼らなりのリスクを

とっている上での結果だ。

 

そこにはスキルも

能力も必要だろう。

 

だが、その知性や能力で

人の受け取るお金の価値が

決まるような社会が

私にとっては謎すぎるのだ。

 

私は大きな意識の目覚めが

あった後、

 

不思議な罪悪感を

感じていた時期があった。

 

それは自分には

いくつかの多くの人より

優れた能力があり

 

それはわりかし簡単に

お金に代えることが

できるということだった。

 

それを自慢に思ったり

自信にしたりする人が

ほとんどの中

私は罪悪感を感じた。

 

どうやってもやれば

経済的にはうまくいってしまう

であろう能力を

持っていることに

罪悪感を抱いた。

 

その幸運に感謝をし

それが自分だけで

築かれたものではなく

 

ご先祖様がいてこそのこと

父や母の教育が

あったからこそのこと、

 

と感謝に代える日々だったが

それでもなんだか

その能力を使うことを

いけないことのように

感じて

 

どこか大人しく

していた。

 

自分が恵まれていて

そうでない人たちが

いることがやるせなかった。

 

これは私が恵まれない

と思っている人たちを

不憫に思うという

 

なんとも上からで

失礼なことだと

頭ではわかるのだが

 

心が泣いた。

 

そんな気持ちを

 

「自分の幸運に感謝すること」

 

 

「それぞれの人の人生を信頼すること」

 

「宇宙を完全なる采配を信頼すること」

 

を続けていくうちに

私はもっと自分を表現し

もっとお金をいただくことを

自分に許可できるようになった。

 

それでも、富むものと

そうでないものが存在し

 

ある人たちは生活すること、

食べていくことに

精一杯だということを

悲しむ自分がいる。

 

「すべての弱い立場の人に

手を差し伸べる」

 

「すべての人に家を」

 

と謳った令和新撰組、

山本太郎に共感したのも

そんなところからだ。

 

「自己責任!」

 

と言い放つ

議員たちには

腹さえ立つ。

 

私は所得の半分を

税金に支払っている納税者だ。

 

そのお金がせめて

困っている人の

お役に立ってくれるのなら

こんなに嬉しいことはないのだが

 

その比率は低く

私から見たら「無駄」に

使われていることがあまりに

多いように思う。

 

それでも私たちが選んだ

国民の代表だ。

 

応援するしかない。

 

「そみさん、

そんなに言うなら

自分でやればいいじゃないですか!」

 

あなたは思うかも

知れない。

 

「ごもっとも!」

 

だが今の私は

それに集中する心の

余裕はないし、

 

そもそももしも私が

社会のお役に立ちたいと

思うのだったら

 

今の仕事を一生懸命やるのが

何よりだと言う結論に

ある日行き着いたのだった。

 

それは東北大震災の

ボランティアに行った

後のことだった。

 

せっかくボランティアに

行ったのだけれど

自分がお役に立ている

感覚はあまりなかった。

 

承認欲求とか

そう言うことではない。

 

自分にとって

それほど得意でないことを

やるよりも

 

自分の得意なことを

やった方が

お役に立てるのでは

ないか、

 

そう思ったのだ。

 

私は続けて行くつもりだった

東北へ行くのを中止し

 

「グラウンディングコーチ

養成コース」

 

を立ち上げて

グラウンディングを教え

それを教えられる人を

育て始めた。

 

お金をいただいて

提供するそれは

震災で苦しむ人や

 

家がなかったり

貧困だったりで

苦しむ人には

 

何の関係なく見える

その講座は

 

私にとって祈りとして

はじまった。

 

「祈りなのに

お金をいただくんですか、

そみさん?」

 

ごもっともな質問だ。

 

私もそのことについては

いまだに違和感を

感じることがある。

 

それでも

その矛盾と理不尽さと

不公平さだらけの

この資本主義の世の中で

 

私は

 

「お金をいただいてもいい。

それも自分がしっくりくる分だけ」

 

と言ういい結論を

導き出した。

 

それはこの経済の仕組みの

中では真っ当なことだとされるが

本当に正しいことなのか

どうかは未だにわからない。

 

それはもしかしたら

自分の本質と分離した自己から

現れたご都合主義かも知れない。

 

しかしそれもまた

私の今のありのままで

ベストである。

 

認めるしかない。

 

悩んで自分を引っ込めるより

私は自分を与え続け

豊かさと言う宇宙の本質の

循環の中に入ることを決めた。

 

それを真実として

生きることを決めた。

 

それでも時折こうして

世の中の理不尽さに泣き、

 

己の無力を嘆き、

それが私の情熱の炎に

薪をくべてくれる。

 

自分にできること

神から与えられたと言うより

預かったかのように思える

ギフト=才能や

 

それを表現するための

身につけたスキルを

世の中に差し出して行こう

 

また心新たにした。

 

引っ越しのことを

知った 山崎 拓巳 さんが

鉛筆でかいたスケッチを

送ってくれた。

 

モノクロのその絵を

私はしげしげと見つめた。

 

それは誰かの部屋の居間が

描いてあり、

真ん中には暖炉があった。

 

「Happy Restart」

 

その暖炉の上部に

そう記されていた。

 

そうだ。

 

新たな始まりは

情熱の炎に火を付け直す

ところから始めよう。

 

トロトロととろ火で

静かに燃え続ける炎もいい。

 

灰になって

燃え尽きることがあってもいい。

 

でもこの引っ越しという

新たなスタートは

私がさらに自分の

情熱の炎を燃やす機会に

なるのだということを

 

予感している。

 

まだまだやりたいこと

だらけだ。

 

誕生日が近づいている。

 

✨

 

廃品回収作業が終わったので

近所に住む母の家へ

使いかけの洗剤などを

もらってもらいに行こうと

 

部屋を出たら

まだ積込作業を

している業者がそこにいた

 

トラックに詰められた

私の要らなくなったものと

トラックの大きさなどを

見て

 

やっぱり

お金を余計に請求されていた

と感じた。

 

それでも心は

スッキリしていた。

 

「自分」が

 

「損をすること」

 

より

 

「足元を見られる」

「騙される」

 

と言うことが

私にとっては嫌なこと

だったようだ。

 

そして私は

自分がフェアだと

感じることよりも

 

自分の心がイエス

と言うことに従った。

 

私は喜んで、

感謝してお金を

支払わせていただき

 

それは世界を

より良い場所にするために

循環して行く。

 

その川上として

差し出すものが

あったことに

感謝を感じている。

 

そして私の世界を豊かに

してくれている

 

そこのあなたにも

心からの感謝を送りたい。

 

ありがとう〜〜〜〜!!!

 

✨

 

宿泊先のホテルで

朝ごはんを食べ終わった後

一気に書きました。

 

見直す力残ってないので

誤字脱字、日本語変とか

あるかもだけど

勢いのまま載せまーす。

 

久しぶりの投稿

なんかコメントしてくれたら

嬉しいわ〜!

 
 
LINEで繋がりましょう!
時々お返事しています。

 

できなかった方は 

@somihongo で検索してくださいね。

@を忘れずにどうぞ

 

 

メール メルマガ 「自分らしく豊かに生きる」

 

ヒントなどをメルマガでシェアしています!

 

メルマガご登録に際しては、ご登録のメールアドレスにお送りしたメールのリンクをクリックして頂くことで、ご登録が完了します。

 

メールが届いていない場合は、迷惑メールになっている可能性がありますので、ご確認ください。

 

 

 

 

1月29日HMVより

私初めてのアルバム

 

「Surrender to love」が発売になりました!

 

Surrender to love
2,200円
HMV

 

Surrender to love Surrender to love
2,200円
Amazon

 

 

「目覚めよ、愛に生きるために」

 

 

 

初著書「あなたがここにいることの意味」

 

 

 

 

クリック応援してもらえたらうれしいです。