辛かったりした思い出ほど

キラメキを持って

語られるのはなぜだろう?

 

すごい大変だった!

 

と言いながら

どこか嬉し懐かしなのは

なぜだろう?

 

本気でトラウマになって

しまうような大変さじゃない。

 

だけどこれまでの限界を

越えたり

 

居心地の良さから

出なければならなかったために

 

苦しくもあったような

ことの大変さ。

 

私も今朝急に

懐かしさとともに

思い出した。

 

最初は誰かのキャンプしている

写真を見たところから

はじまった。

 

そして元のパートナーと

三週間に渡る車での米国の

国立公園巡りの旅のことを

思い出した。

 

スイスに住む彼と

その時日本にいた私は

ラスベガス空港で落ち合った。

 

ラスベガスの三つ星ホテルでの

優雅な滞在の後私たちは

まずはグランドキャニオンに

向かった。

 

服装や準備してくるものに

ついては彼に聞いて

それを準備していた。

 

それが甘かったのに

気づいたのは初めてテントで

過ごした夜のことだった。

 

「なぜこの男を信じたのだ!」

 

私は自分の甘さを

心底嘆くことになる。

 

その夜私は

テントの中でこの男に

 

10歳の時から

スキーをしていない私を

しばし麓で遊んだ後

 

リフトに乗ったが最後

90度あるような

山の上まで連れて行かれたこと、

 

ベルリンで美術館などの

散策のはずが

 

「もう少し、もう少し」

 

と言いながら

死ぬほど歩かされて泣いたこと、

 

などが思い出されて

自分の学習能力の低さを

呪った。

 

そう。

 

寒かったのだ。

 

すごく、すごく寒かったのだ。

 

ラスベガスは灼熱、

とまでは言わないが

気温40度以上、

 

肌に穴が開くかと思うような

太陽の強さ。

 

昼間のグランドキャニオンは

過ごしやすい気候で

 

私は日焼けよけに

UVA50の長袖を着ていたが

彼の方はずっと半袖のTシャツで

過ごしていた。

 

だが、夜は違った。

 

山の気温は下がる。

 

ありがたいことに

都会人でキャンプなど滅多に

行かない私に彼は

 

ただの敷物ではない

空気で膨らませる

非常に快適なベッドを

用意してくれていた。

 

彼って本当に素敵!

 

と思ったのもつかの間

テントを張り、

ベッドをしつらえ

するうちにどんどん下がる気温。

 

火を起こす頃には

相当冷え込んで来ていた。

 

車でのキャンプで

車の後ろで眠れるほどの

大きな車だったから

 

いくらでもモノは

持ち込めた。

 

しかし、季節は夏だったので

パタゴニアのジャケット

くらいは持って行っていたが

ダウンはない。

 

ああ!

 

それでも狭いテントの中で

二人体を温めあえれば

それで幸せではないか、、、。

 

なんて悠長なことを

言ってられるように寒さでは

なかったのだ。

 

私は夏の夜の気軽な

キャンプ、のつもりだった。

 

それは全く間違いだった。

 

寒い、寒い、寒い。

 

持っている服を

全部突っ込んでもまだ

寒かった。

 

ホカロンも

持って言っていなかった。

 

夏だし、、。

 

(泣)

 

そうしてなんとか

クマにも襲われず

寒さで凍え死ぬこともなく

彼を絞め殺すこともなく

 

私たちは無事朝を

迎えた。

 

テントを開けると

テントに霜が降りていた。

 

零度より低い

気温の中

夏のギアで私たちは

夜を過ごしたのだった。

 

それがキャンプの

初日である。

 

その後の旅が

どうであったかは

語るまでもないだろう。

 

と言うのは脚色で

喧嘩や小競り合いも含め

色々な大変なこともありながら

 

そのアメリカの国立公園を

車で回るキャンプ旅行は

とてもとても記憶に残る

旅となった。

 

それはファーストクラスで

パリに行き、

5つ星シャトーホテルに

泊まる様な旅をしたときよりも、

 

ずっとずっと記憶に残る

豊かな旅となった。

 

このちょっとの大変さ、

自分の限界を超えること

と言うのは

 

そのときは辛いけれど

その辛さが自分を

強烈に今ここに居させてくれる

 

と言う意味で

楽しかった思い出と

 

なるのかも知れないな、

なんて考えた。

 

最後はもっと

教訓的なことや

啓発的なことを言って

 

締めたかったけれど

やめておく。

 

(笑)

 

あ〜、

またキャンプ行きたいなあ〜。

 

(笑)

 

よかったら誰か誘ってね!

 

防寒対策は例え夏でも

万全で行きますから!

 

(笑)

 

写真は、2016年 夏

運命の夜まで

あと数時間、

 

グランドキャニオンの

壮大さを見て

はしゃいている私。

 

まさかこの後、、、。

 

(笑)

 

あなたにもそんな体験

あるかな?

 

ちょっとの苦しさが

いい思い出になってる話。

 

あったらコメント欄に

書いてね。

 

全部読むよ〜!

 

 

 

 

 

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