愛し愛される繋がり

私は自分のクライアントさんを自分のファンにしようなんて思ったことはない。

対人援助（この表現もなんだが）の仕事をするものとして、そういう考えやものの見方は自粛するべきものと思っている。（例えスーパーエゴだとしても）

それでも自分が心を込めて取り組んでいることに触れたみなさんや、セッションを受けてくれたみなさん、流れに自分を明け渡すことによって（両親からの恩恵も）得た自由やライフスタイルを見た人たちが、いわゆる「ファン」です、と言ってくれたり、そのように感じたり、それに準じた動きをしてくれたりすることを、ありがたく、ありがたく、受け取っている。

同時にみなさんが私に見る光は、抱くポジティブな感情は、心理学的に陽性の転移（過去に両親などに抱いた感情を今に映し出している）と見ることもでき、だからそれほど自分のこと、と言う受け取り方もしていない。しないようにしている。

私の仕事は、人が時に私に見る光や可能性が、その人自身のものであるところに目覚めるきっかけとならせていただくこと。

（私のクライアントさんにはすでにそんなことには気づいた上で愛してくださっている人が多いね。ありがたい。）

そして転移とかいう難しい話や、ファンなどというダイナミックを超えて、愛し愛される繋がりがここにあることがとてもうれしい。ありがとう。

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