朝起きてFacebookを
開けたら

私の最初のダンスの先生
「Anna Halprin」の100歳の
誕生日を祝う投稿が

いくつか上がっていた。

Annaは ポストモダンダンス
として知られる
実験的芸術が生まれる
きっかけを作った存在であり、

その後自らの
ガンの治癒に元ずいて

「Dance as healing art」

(癒しの技術としてのダンス)

と言う著作も残している。

ここで間違わないで
欲しいのは
彼女のしていたことは

ダンスセラピー、
つまり「療法」ではない、
とうこと。

踊ることが癒しとなることと
癒されるために踊ること
は似て非なるものである。

それに彼女はセラピーと言う
言葉が嫌いだった。


1999年
経営していた会社を
手放してすぐ
出会った

カリフォルニアでの
彼女の7日間の
夏のワークショップ。

そこで私の人生は変わった。

仕事を辞めてこの先
どうするかまったく
決まっておらず

当時住んでいた家賃50万円
以上の場所からは
引っ越す予定で

東京にもう少し小さな部屋を
借りるつもりで動いていた。

そんなある日
その松濤の家から
歩いても行ける距離にあった
代々木上原の
オーガニックレストランで

働いていた同世代の
ダンサーの女性に

「これに行きたいんだけど」

と見せられたのが
Annaのワークショップの
チラシだった。

彼女は英語が
できなかったのだ。

そのピンクのチラシに
書いてある内容を
彼女のために訳しながら私は

とてもとても
不思議な気分になった。

もしかしてこれは
私が行くべきものではないか?

頭がぼーっとして
胸がドキドキした。

そうして私は
その日のうちに
ファックスをして

Annaの山の家で
行われるワークショップに
参加することにしたのだ。

まだインターネットは
会社では使っていたが
自分では使っていなかった時代だ。

社員の望むままに
マッキントッシュを購入したが
それで社員が何を
していたのかは

わからない、
そんな社長だった。(笑)

そうしてサンフランシスコから
ゴールデンゲイトブリッジを
渡って北へ向かうこと
30分〜45分。

タマルパ山の麓に
Anna の住処に隣接している
その美しい
ダンススタジオはあった。

自然の中にある
自然と調和した
芸術と暮らしが共にある
その場所で

私の夏ははじまった。

ちょうど37歳から
38歳へと変わる頃だった。

そこで私ははじめて
彼女に

自分がダンサーである、
と言うことを知らされ
自分でもそれを知った。

ディスコやクラブで
体を動かす以外

それを習ったことなど
一度もなかった。

だが、踊ることは私にとって
実に自然なことで

私は天然のパフォーマー
だったのだ。

私は彼女にギフトを
見出され

出会ってすぐ
彼女のお気に入りと
なった。

この物語は
いつか細かく書きたいと
思うが

今はそこまでの
余裕はない。

なので結論へと
先を急ぐと、

私はここで
彼女が創始者であり
彼女の娘のダリアハルプリン
が校長の

表現芸術療法の
学校へとその秋から
入学することになる。

そうして東京での
転居は取りやめ

カリフォルニアに
引っ越すことになる。

そこはきちんと
州に認可されている
専門学校であり

滞在のためのビザが
下りた。

私はそこから
その学校で一年ちょっと、

カリフォルニアでは
4年弱

毎日、毎日
踊って、絵を描き、
文章を書き、歌い

パフォーマンスを
する、

と言う濃い日々を
過ごす。

そう。

ほぼ毎日だ。

スタジオで、山で
海で、シアターで
とにかく

表現をする、
と言うことにまみれた
四年間だった。

そして
サンフランシスコベイエリアに
引っ越した次の年

2000年には
Anna の80歳のお祝いの
パフォーマンスが

サンフランシスコの
Cowell Theatre
と言うところで行われ

1940年代に初出した
「Parade and changes」

と言う作品の再演に
出演し、

私は400人のお客様の前で
3日間に渡り全裸で
パフォーマンスを
することになる。

これはいわゆるエロからは
最も遠いことで

人間の体、ヌードを
捉え直した作品だと思っている。

私はそこで
生まれてはじめて
公の場所で

「ダンサー」

と呼ばれる経験をする。

胸が震えた。

私はそれまで一度だって
アーティストであったことも
なければ

ましてや自分が
踊る人になると思ったことも
なかった。

それまでの
私はマネージャーで
社長で

カリスマ的なアーティストたちの
ガールフレンドで

常に裏方の人間だったのだ。

オーガニックレストランで
見せられたピンクのチラシが
私の運命を根底から
変えたのだ。

いや、根底から変えた、
と言うより

あるべき場所へと
急激に戻された、

そんな感覚だったかも
知れない。

Annaとの出会いで
私の隠されていた才能は一気に
開花された。

ステージの上は
私がエゴから解放されて
自由を味わえる

私の居場所だと言うことへと
導いてもらったのだ。

有名ダンサーでもなければ
パフォーマーでもない
私がこのようなことを
言うのは

ある人たちにとっては
おこがましく
頭のおかしい発言に
聞こえるかも知れない。

実際私は世界的に有名な
アーティストと
知り合いだったり
面識があったりする。

才能がある、
なんてそう言う人たち
だけが言っていい言葉だと
多くの人たちが
思っていることだろう。

この社会では
中央において著名であったり
社会の人々が認める程度の
成功をしていないと

自分には才能がある
などとは思ってさえ
いけないと言う風潮がある。

確かにそのように
著名になるような表現者たちは
表現だけでなく
様々な卓越した

才能があることだろう。

だからと言って
その同じような才能が
あなたにないとは
限らないのだ。

誰もが
その才能に人生を捧げ、

中央や世界で
認められるような存在に
なるために
生まれてきたわけではない。

それでも
あなたはあなたの
いるその場所で

自身の才能を認め
それを味わい
表現することをしていい

と言う許可を
あなたにも出してもらいたい
私はそう思う。

私がそうて来たように。

私は

「魂と繫る唄の歌い方」

と言うワークショップや
リトリートで

たくさんの才能に出会ってきた。

それは別の言い方をすれば
たくさんのユニークな
その人ならではの本質の
輝きに出会ってきた、

と言うことだ。

表現とは
誰か特別な人だけが
することではない。

誰にでもそれができるし
その表現で
他の人の心に
触れることもできるのだ。

あ〜、チャネリング講座の
準備中だと言うのに

「表現」

の開花のお手伝いを
したくなってきた。

恐るべし、Anna Halprin!

(笑)

本当はチャネリングより
こっちの方が全然得意なのよ!

(笑)

でもチャネリングの基礎を
教えることで伝授したいものが
あるのだ!

な〜んて言うことを
書いているうちに

5000人まで
300名を切っていました。

ブルブル。

ちょっぴり怖くて
すごい楽しみ。

どうなってしまうんだろ〜。

こう言う
より大きな流れに
自分を明け渡す、
サレンダーする感覚は

実はダンスやパフォーマンスを
通して学んだのだ、

と言うことを
急に思い出した。



Dearest Anna,

Happy Birthday!

あなたとの出会いは
私の宝物。

生涯に渡って
いや死んでからも(笑)

感謝し続けることでしょう!

ますますの輝きを!

祈りを込めて。



ネットから拾った
Parade and changesの
パフォーマンスの時の写真。

以前も載せたことがあるけど
最近たくさん新しい人と
出会ったので再掲するね。



2枚目は
ヒーリングスクールで
即興で踊った時にスナップ。

 

 

 

 

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