先日の岡田哲也さんの

記事のシェアから

 

母としての自分、

母親の娘としての自分

 

その両方の課題の心の引き金を

引かれた方が多くいらっしゃるようで

 



子供との関係、

母親との関係

 

について

つながっている皆様が

書き綴られているのを

Facebookやブログなどで

見かけています。

 

 

子供との関係について

感じてみると

 

どうしても自分の母親との

関係に関しても思い出すものが

あるようで興味深いですね。

 

 

子供は受精して胎児として

母のお腹の中である程度

育ってから

 

外の世界に出てくるわけですが、

母の胎内にいる時だけでなく

オギャーと生まれては

外の世界に出てきてもまだ

 

個であるという意識は

ほとんどなく

 

母と一体化しているとともに

同時に環境ともまた一体化

しています。

 

 

生まれたばかりの赤ちゃんにとっては

「環境」が「自分そのもの」

と言われています。

 

 

それから赤ちゃんは少しづつ

自分が母親とは分離した存在である

と言うことを学んで行きます。

 

 

例えば二歳児の「いやいや期」は、

 

「嫌だ!」

 

「自分の!」

 

と言葉にしたり

体で表現したりすることで、

 

自分は

お母さんとは別の存在だ

と言うことを発達させて

行くのです。

 

 

こうした様々な

言葉を話す以前の発達段階において

赤ちゃんにとっての環境

お母さんの心の状態

どのように面倒を見られたか、

 

 

というのは、

人間の体や心、脳の発達に

大きく影響を与えます。

 

いえ、それそのもの

と言っでも過言ではないかも

知れません。

 

 

 

そこで赤ちゃんは、

世界がどういう場所であるか、

自分とはどういうものか、

 

と言う思い込みの基礎を

作ります。

 

 

世界は危険なところなのか

やさしいところなのか、

 

自分は愛されるに

値するのか、そうでもないのか、

 

自分の自由意志は尊重されるのか

そうでないのか、

 

などなど。

 

 

お母さんと言うのは

赤ちゃんにとっての安全基地

(セキュアベース)となるものです。

 

お母さんでない場合には

プライマリーケアテイカー
(一番側でお世話をする人)

がその役割を担います。

 

つまりいつでも戻ってこられる

安全な場所。

 

 

「三歳児神話」

 

 

と言う言葉がありますが、

あれは決して「神話」ではなく

 

心理学者たちが様々な

母子の関係性のパターンを

あとあとまで追跡して調べた結果が

あるのです。

 

これを

 

 

「愛着理論」

 

 

と言います。

 

 

 

だからと言って

全てのお母さんたちが

四六時中子供だけのために

存在しているわけには行きません。

 

もし環境的には可能でも

心理的には無理が来ることも

あるでしょう。


赤ちゃんのために

お母さんが頑張りすぎたり

苦しんでいたりすれば

それもまた赤ちゃんの人格や

思い込み形成に関わって来るのですし。

 

 

今日はなぜかこんな

お話をすることになりました。

 

 

だからと言って

だからお母さんたちはみな家にいて

赤ちゃんの面倒を100%見続けなければ

いけないよ!

 

 

ってことでは全然ないですからね。

 

 

そう言う主張がしたい訳では

全くありませんし、

 

そう完璧にできない、

または完璧にして来なかった

ご自身を

責める材料を差し上げるために

書いている訳でもありませんので



 

そこのところは

勘違いしないでいただければな、

と思います。


私は研究されてきた 

データに基づいた理論を


私なりの理解で

お伝えしてるだけで、


こうあるべき、

と言いたいわけでは

決してないのです。


 

 

多分続きます。

 

 

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