何かや誰かに依存をしたい心は
私が知る限りほとんどの人の中にあります。

 

 

 

私もその気持ちから自由とは云えません。

 

 

 

しかしながら

自分の中にそれを認めることができないと、
それは心の影となって
外に見る依存的な人を
嫌うことになったりするのはよくあることです。

 

 

「クレクレ星人」

 

などと他人を揶揄する人たちは

自分自身の中のそこが抑圧されているか

未統合なために

 

他者にそれをみては

受け入れられないのです。

 


 

私は、クライアントさんから依存されている、
と感じることはほとんどありません。

 

 

いかにもそういう方はいらっしゃらないのですね。
(いらしてくださっても大丈夫ですよ。)

 

というか、不健全な依存ができるような

構造になっていないから、というのもあります。

 

 

例えいたとしても

その方の求める気持ちを

その場で受け止めて差し上げることが

できると、

 

それはその場で昇華されて

行くのです。

 

具体的に言うなら

 

 

「欲しい」

 

と言っていらしてくださるるなら

差し上げたらいいじゃないですか?

 

 

と言うのが私の方針です。

 

そしてそこには

つながる喜びが生まれ

 

私もまた受け取るのです。

 

 

私は敢えて、そのように人に

接しようとしている訳ではなく

すでにそれは私の気質の一部となって

他人から求められることが

負担にならない人になりました。

 

 

そこには二つの鍵があり

一つは自分の依存的気持ちに

とことん付き合ったので(今も!)

 

そのような気持ちの人が

寄ってきても嫌わないどころか

 

「ああ、欲しいのね〜」

 

と、愛おしく感じるくらいですし、

 

もう一つは自分が

相手に与えられない状況の時には

その場に身を置かないか

はっきりと断るからです。

 

 

「今はダメ」

「後にして」

 

 

ただそうお願いしては

そのことで相手が感じることは

相手にお任せします。

 

 

だから不機嫌になることも

ありません。

 

 

私がそういう人だ、と

わかってくるといちいち「拒絶された」

と感じることもなく、

 

 

「綜海さんはそういう人」

「綜海さんの都合」

 

 

だということが

理解できるのですね。

 

 

それでも転移に入り

傷つく感じがしたとしても、

それもまた自分の気持ちに

過ぎないのだということを

自分のものだとして所有できるようになります。

 

 

 

さて、クライアントさんなどが

私の存在を心の拠り所にしてくださるのは

仕事柄当たり前のこと、

 

と言っていいでしょう。

 

 

それはヒーラー冥利に尽きるというか

とても光栄なことです。

 

それは相手をリピーターにするために

依存させる、なんていうこととは

全然違うのはわかっていただけますよね。

 

 

そして私はいつだって

「代理人」に過ぎません。

 

 

 

 

 

あなたが癒されては

自分に戻って行くための

プロセスに必要な代理人に過ぎないのです。

 

 

かと言ってそこには

本物の愛情や信頼関係が

ない訳ではなく、、、

 

ということもあって

本当に面白い仕事だと思っています。

 

 

 

心の変容のプロセスにおいて、
「依存という課題もまた扱っている」
という視点から見れば、

 

共感的に繋がる、という段階から、


エンパワメントし、信頼、しながら、


相手が自然に自立して行くことを
伴走するのは、

一般的には高度な知識と技術を必要とします。

 

 

(中には、自然に備わっている
 人間力のある方もいらっしゃることでしょう)

 

 

 

また自立の段階で出てくる

「怒り」や「攻撃性」を受容しながら

境界線をひき、健全に開放するのを

手伝い、


ご本人にとっての本当のことへと

変容する場をホールドすることにも

やはり技術がいります。

 


もしもあなたが人の心に関わる仕事を

しているとしたら


「転移」に関しての知識と、
それを自分でどのように扱うか、を
持っていて欲しい、と私は思います。

(私の講座ではいつもここからはじまります)

 

 

転移というのは、

もともとフロイトさんが

患者と治療者の間の関係性の中に

現れるものから見つけたコンセプトですが、

 

それは実はありとあらゆる

関係性の中でほとんど

いつものように起きています。

 

 

「転移」というのは両親や兄弟など家族をはじめとした

過去の出来事で引かれた感情を

今の状況や人間関係に写し出すことです。

 

例えばあなたのお父さんが

すぐに怒鳴ったりしてキレる人だった場合、

 

自分の上司が、何もしていないのに

彼の周りではついついビクビクしてしまう、

 

とか、

 

例えば母親が過干渉だった場合、

他人があなたに親切関わろうとすると

 

「余計なお節介」に感じては

必要以上に腹が立ったりする、

 

とか、

 

様々な場面で起こります。

 

 

ここでは省略しますが、

それはポジティブなことにも起きています。

 

 

あなたはあなたの感じているものの

信望者なので(笑)

自分が正しくて相手が悪い、

 

と思いたいことでしょう。

 

 

しかしながらそれは実際は

あなたの頭と心の中でしか

起きていないことかも知れません。

 


 

さて、ちょっと

プロフェッショナルな関わりについて

お話ししますと、

 

セラピー的な関わりにおいて、
「コンフロンテーション」
(=相手の思い込みや現実に直面するような言葉を発すること)

は、非常に繊細な領域です。

 

 

 

信頼関係の深さとタイミングを計らなければ、
再トラウマ=再びあなたを傷つける

ことにもなりかねません。

 

 

 

信頼関係が深い、と思っていても、
相手の深いプロセスを扱うことが

できるようになればなるほど、
相手の深い転移がでてきたりする可能性もあります。

 

 

 

私も時々失敗(?)し、
人の心の繊細さ、興味深さに直面しては、
反省したりすることもあります。

 


 

そして、そういうことが起きても、
その後の対応の仕方を知っていれば、

より深い癒しの機会へと

変容することもできるのです。

 

これはもともと

子供と親がどのように

関係性を修復しては

 

トラウマにならずに

絆と愛着を深めるかという

ところから来ています。

 

 

クライアントさんに気づきと

癒しが起こり、

 

これまでよりも私という代理人を超えて

他人や大いなるものを

信頼できるようになるのです。

 


ですから

一見ネガティブに見える

私にとっては反省すべき出来事だとしても

 

最後はいつだって

神の采配の完全性に感謝するばかりです。


ですから

常に信頼を持っていようと思います。

 

 

 

 

 

私たちはみな何一つ欠けていない
完璧な存在です。

 

 

 

当時に、
誰かがいないと生きて行けない、
美しい弱さを持った存在でもあるのです。

 

 

 

 

2015年7月24日Facebook投稿より

 

 

残席少なくなっています。

 

 

星 「わたしがここにいることの意味」
  本郷綜海ソロライブ ~アンコール公演~

  特別ゲスト 村上’ポンタ’秀一

 

  2019年8月3日(土) 18時〜 南青山MANDALA

 

  https://resast.jp/events/350920

 

 

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