ここ数日
重たい、重たい、重たい
気分から
私はなかなか抜け出せずにいた。
何か起きているんだろう？
私は私に聞いてみる。
そのことブログに書くことにしてみた。
どこから書いたらいいんだろう？
キーボードを
打つ手が止まる。
「うまくやらなくちゃ」
無意識のうちに
考えているんだね、私よ。
筆が進まないときの多くは
自分がわかっていないときにも実は
そんな理由だったりする。
今日は書きたいことがあるんだ、
いつもよりもっと。
それも自分のことね。
だからうまくやらなくちゃ。
私はその考えを捨てては、
指がキーボードを打つままに
任せてみる。
うん。
うん。
うん。
泣。
そうしてこんなところに
行き着いた。
私は今悲しい、
メチャメチャ悲しい。
何が悲しいかって？
本当に久しぶりに
自分がダメだって感じているから。
自分なんか本当に本当に、
全然全然ダメだって感じているから。
それなのにFacebookでは
私の本「あなたがここにいることの意味」や
私を賞賛する言葉たちが
私の方に向かって来ている。
「いろいろ感情で焼かれる時期だと
思いますが、頑張ってね〜」
とは、
２５年ほど前からの友人
本田健に本が出たことを知らせたときの
メールのやりとりの中で
伝えられた言葉。
言われたときには
全く意味がわかってなかった。
自分は大丈夫だ、と思っていた。
ところがそれは２、３日前あたりから
やって来たのだ。
ああ！
そうして気づいたことがある。
私は心の奥深くでは
「自分の本なんかちっとも
売れるはずもないし、
評価されるわけもない」
とも思っていたのだ、
ということを。
それが発売一週間で
大増刷が決まり、
自分が思っていた以上の
温かな反応や
もったいないほどの評価が現れて
私はしばらく夢心地だった。
紀伊国屋、丸善、有隣堂、
三省堂、
など、
自分が何度も足を運んでは
本を買った本屋さんで
自分の本が
平積みされている！
しかも自分の顔写真と
ともに！
５５年間、
一度も本を書かない作家であった私が
それをどれくらい感慨深く
眺めたのか
あなたは想像できないかも
知れない。
それだけではない。
アマゾンレビューでは
全く知らなかった人たちからの
高評価をいただき、
（一人だけ知り合いでしたが）
クライアントさんや友人たちから
ものすごい応援をしていただき、
毎日、毎日これでもかというほど
応援をしていただき、
心屋仁之助さん、
子宮委員長はるちゃん、
リュウ博士こと八木龍平さん、
本田健さん、
などなど、、
私も本気で素晴らしいと思っている
ベストセラー作家たちからの
心のこもったご紹介という
応援をいただき、
本当に、本当に幸せだった。
それがフトしたことを
キッカケに私はオチた。
そして気づいたのだ。
自分の書いたものなど
売れるわけはない、と
思っていたことに。
もちろん今、すごく
ありがたいことに
本は好調に売れている。
そしてそれはまだ始まったばかりで
これから更に広まっていく
時期だというのに、
これからだというのに、
すべてを諦めたいくらいの
強い気持ちが私を襲っているのだ。
私なんか
私なんか
私なんか
もしできるだけ忠実に
今の気持ちを表そうとするなら
こんな言葉になるだろう。
私なんかには無理
だから私は頑張らない、
一生懸命やらない、
傷つくのが怖いから
だから私は今回の本を知ってもらうことにも
知らず知らずのうちに
手を抜いては、
ベストを尽くさずにいたことに
気づいたのだ。
「頑張らなくていいんですよ」
私は云う。
そう！
その通り！
だけど
頑張りたいことには
頑張ってもいいんだ！
そしてここで一つあなたに
勘違いしないで欲しいことは、
この場合の頑張りたい、
は、
自分のやりたいことの方向に
自分の持つ貴重なエネルギーを
使うことを自分にゆるす、
と云うことであり、
自分一人で頑張らないと
結果が出ないから
頑張らなくてはいけない、
と思い込むことではないのだ、
ということ。
私は２８年前、
１９９０年5月にスチャダラパーという
新人アーティストのA&R (制作、宣伝）を
手がけていた。
当時メジャーフォースという
インディペンデント・レーベルから
発売されたそれの
イニシャルの注文枚数は
７５６枚。
作った枚数は１０００枚
だったかも知れない。
それが、
どれくらいの期間をかけたかは
忘れたが
まあ気分的にはあっという間に
２００００枚まで売れてしまった。
そしてその年のうちに
メジャーデビューが決まり
次のアルバムの制作を開始することになる。
その頃メジャーフォースの
営業を担当していたのは、
今はアパレルブランドNeighborhood の社長で
モデルの滝沢真規子さんの夫としても有名な
滝沢伸介。
受注を受けたり、
レコード店を回ったりするのは
私の仕事ではなかった。
しかしながら
そこは小さなインディーズレーベル、
なんでもやる。
当時恵比寿にあったFILE RECORDの
オフィスで
ひとしきり仕事をした後私は、
渋谷のWAVEやHMV、
Tower Recordなどに顔を出す。
挨拶をする間も無く
私の存在に気づいた店の人が
スチャダラパーの曲を
かけてくれる。
私はレコード店さんの
配慮に心から感謝する。
当時レコード店で曲を流してもらえる、
というのは、
本当にありがたいことだったのだ。
そう。自分が一目惚れしては、
「この人たちを世に出すのは、
自分の仕事だ！」
と、勝手に思い込み、
スチャダラパーを世に出すために
なんでもやろうと云う私のパッションは
とにかくすごかったのだ！
冷静に考えると（笑）
実際はかなり不器用だったから
そんなに動いていなかったかも知れない。
ただ、この人たちを売ろう、
世に出そう、
というパッションだけは
死ぬほどあり、
「諦める」
という言葉は
当時の私の辞書には
ま〜ずなかった。
それがどうだ！
自分のことととなると
まだ書店さんで平積みされては
売れ続けている中、
さっさと諦めては
引きこもろうとしているのだ。
ああ！ （二回目）
傷つくのが怖いから。
傷つきたくないから。
だからもっと売れたい
って思わないようにする。
もっと売れるために
できることをしようとしない。
なんと！
こうして私は
無意識のうちに自分を
見捨てていたのだ。
これはホンのここ数日のこと。
最初からじゃない。
些細なことで
私の脆弱な自我は崩れ
古いパターンが蘇っては
こうなっていた。
そりゃあ、気分も
重いはずだ！
そして面白いことに
こうして本当の気持ちを
書き綴ったことで
先ほどまでの諦めは
ほとんど消えてなくなり
私の中にまた新たな
希望の光とモチベーションが現れた。
ここまで45分くらいかなあ。
ネガティブな気持ちを
こうして
前向きな意図を持って
扱うことで
それは意外に簡単に
変容できるものなのだ！
いえ〜い！
売れるっていうことの本質は
届くべき人たちのところに届く、
お役に立つべき人にお役に立てる
ということ！
そんなわけで
これから私のかわいい子供のような本
「あなたがここにいることの意味」
がますます多くの人の
手に届くよう
そのことでお役に立てるべき人に
お役に立てますよう
自分にできることを
楽しく続けていくことへの
決意を新たにしました！
諦めずに最後までずっと
情熱傾けつづけることを
自分に約束しました！
つながる人たちと
宇宙の愛とやさしさを
どこまでも、どこまでも
受け取ることにしました。
そしてこれを読んでらっしゃる
そこのあなた！！！！
もしも私のブログが
少しでもあなたのハートに
触れるようでしたら、
きっとこの本も
気に入ってくれることと
思います。
どうぞ一冊
お手元においてやってください！
一度通して読んだ後は、
パッと開いては
占いのような感じで
その日の自分へのメッセージを
受け取る、
なんていう使い方を
している方も多いようです。
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あなたがここにいることの意味
1,404円 Amazon
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そしてどうか、私と私の本を
応援して下さい。
この本を読むことでお役に立てる人に、
必ず届くように!
私の告白
読んでくれてありがとう。
あなたが読んでくれるから、
私はこうして書くことができている。
そんなあなたも
あなたのパッションを
生きていらっしゃいますように！
ありったけの感謝と
お祈りを込めて。
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