ものすごく一般化して言ってしまえば、
女性の魅力というのは、
異性から見て、
「子孫を残せるかどうか」
のサインに寄るところが大きい。
つまり若くて健康で
妊娠できるかどうか。
男性のDNAは
女性の外見に
無意識のうちのそのサインを探す。
女たちは
そのサインに応えるべく
外見を磨く。
同じように見ると
男性の魅力というのは、
いかに獲物を捕ってくるか、
の能力に寄るところが大きい。
原初的な衝動、
欲求は絶対的に正しい。
実際それが
強く現れている人たちは
動物としての魅力に溢れている。
そして私たちは進化している。
それら原始的動機付けに気づきながらも、
もっと深い進化、繋がりを
思い出すことへと導かれている。
特に子供を産む時期が
終了した女性にとって、
外見的により若く見える、
ということに価値をおきすぎるのは、
実は年齢とともに満ちて行く
内面の輝きと豊かさへの
抵抗であり
内的損失ではないかと観察している。
もちろん若さを求めることを
批判したいわけではないし、
みんなどんどん好きなようにすればいい。
ただ、そのような
原始的な動機付けから来た美の基準や、
まずはエネルギーありきで
生まれたではあろうが、
お金の循環を
生み出すという側面が優位の動機付けから
メディアが拡大したうつろいやすい
トレンド的な美の基準に
自らをあてはめようとする努力の間に、
自らの本当に美しさを見落としていないか
ということを問いたいのだ。
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