テレビも見なければ
雑誌もネットも見ず、

お酒も小麦も砂糖も、
摂らないという時期が

少なくても2年間はあった。

 
 
すべての嗜癖を手放して
自分の内側だけに向かおうと
したのだ。
 
 
その頃住んでいた
サンフランシスコ郊外、 

水と緑がたっぷりある地域で
友達から引き継いだ小さな
コテージは、

寝室からは大きな木が見え
リスが遊ぶのが見えた。 
 
 
ベイエリアで暮らした4年間のうち、
最初の2年はとにかく毎日

表現アートセラピーのクラスに
出席し絵を描き、踊り、文章を書き
と、表現を探求し、

ヒーリングスクールに出席しては
宿題をこなす日々。 

 
あとの2年は、
歌のワークショップと
ダンスやパフォーマンスアートの
クラス、

時々禅センターでの
座禅に明け暮れた。
  

付き合っていた男性たちも、
ダンス(5リズムス)の教師だったり
パフォーマンス・アーティストや
ミュージシャンでコンポーザーだったり、

とクリエイティブな人たち
ばかり。 


タントラ系のワーク、
女性性関連のギャザリングに
はまっていたこともあったっけ。
 

 
豊かな日々だった。 
  


 
 

罪悪感なしに、
ただただそれに没頭する毎日。

30代後半だったと云うのに
将来何をして生きていこうか、

などと考えることもなかった。 
 
 
とにかく毎日
目の前のことだけに
生きた日々、 

特に2001年
ヒーリング・スクールを卒業してからは

「やらねばならないこと」
 
から自分を
完全に解放した日々となった。


  

 
反面自分の心と付き合うのは
本当に厳しいことだった。
 
 
とてもうまくいっていた
経営していた会社を手放しては


仕事を辞めざるおえない
状態になったのは、

「夢を生きたい」 
 
という望みを
実現しようとしたのも
あるが、
 
より本当の自分に目覚めて
しまったから、
という方が大きい。
 
 
より本当の自分というと
聞こえがいいが、

より本当の自分には
ざっくり2層ある。
 
 
傷の自分と本質的自己と。
 
 
非常に強烈な形で
本質的自己を
体験してしまったがゆえに、
 
それまで生きていた
偽りの自分の姿(仮面)が、

バッサリと
剥がれてしまっては、
 
これまでの
 
「社長」だけでなく、
 
音楽、ファッション、芸能、
などが交差する世界において、

権威者や有名人なども
含めては
 
「一目置かれる存在」

と云う、
これと云って
求めたわけでもないのに、

いつの間にか
なってしまっていた
 
自分との自己同一化、同化、
への違和感に耐えきれなく
なったのだ。
 
 
 
 
私は誰でもない、
「ただの私」に戻りたかった。
 
 
 
そして出会ったそのただの私は、
ただただ傷だらけ、だったのだ。  
 
 
 
 
 
鬱、不安、パニック障害、
過食嘔吐、慢性疲労症候群、、、。



笑。
 
 
 
笑えない。
  
 
 
精神症状の宝石箱?
 
 
笑。
 
 
 

そして表現アートセラピーの学校や
ヒーリングスクールに通うことで、
 
少しづつ改善された部分もあったが、
更に悪くなっていったところもあった。


またそれらは、
創造性に深く潜っては、
表現することや、

本質を知ることは
助けてくれたが、

その傷の扱い方や
本質への戻り方、を
私に合う形では教えては
もらえなかったと感じていた。  

  
またいくら傷を解放しても
真に
 

「癒された」 
 

と感じることは
ほとんどなかったかも
知れない。 

 
 
やってもやっても
相変わらず私は傷だらけで、

その傷に触れられることを
恐れては
 
彼氏以外との人付き合いを
避けていた。 
 
 
4年間のヒーリング・スクール時代、
他人と一緒に外で食事をしたのは
最初のクラスと最後のクラスの二回だけ。
 
クラスメイトの多くは、
朝も、昼も、夜も、

他の人たちと一緒に
食べていたはずのときに。
 
 
週に二度も、三度も
通っていたダンスクラスでも、

終了後に誰かと
お茶をしたことなど
一度もなかった!

(それでも彼氏はできた。笑) 


なんと! 
 
 
今の人大好きの私からは
考えられない。


 
 

そんな風に当時はもう
歩くトラウマ状態。
 
 
ダンスやパフォーマンスや
セラピー的な場では

人と深く繋がることが
できたが、
 
それ以外のカジュアルな
付き合いは全く無理だった。
 
 
人々の関わり方が
あまりに乱暴だと感じたし、

それ以上に
他の人の感情エネルギーやら
隠された意図やらが見えてしまい、

自分を守る必要を
感じたのだ。 
 
 
また、その頃、
化学物質過敏症や、
カビやホコリ、動物など
数々のアレルギーもまた発症し、
 
生きていることそのものが
ストレスだと感じた。

 
それは日本に戻っても
しばらく続いた。
 
 
じゃあ、そこから
どうやって回復したのよ、
綜海さん、
 
というところの方が
聞きたいよね、みなさん。 
 

そして私は
完全に回復しないままに、

自分を外に向かって表現することを
自分に許し始めた。 




とここまで書いて、
なんかお話会でも
やろうかな、と思いつく。
  
 
今ほんとあまり先のこと
考えられない状態なので、
 
明日15日水曜日に
やることにします。


場所は東京、これから
探す。


中目黒から自由が丘の
間くらいのどこかかな?
 

午後?夜?
 
ファンシーな場所では
やらないと思います。
 
上げていくんじゃなくて、
降りていくことを助けたいから。

これまでは3時間のグループで
32400円とかでしたが、

今回の料金は2.5時間くらいで
一万円くらいで。

コース修了者は割引します。 
 
 
 
得られるものが何なのかは
わからない。 
 
それでも触れ合ってみたい、
という方、

まずは興味のある方
コメントかメッセージください。
 
あなたのお話を
していただく時間もとりますよ。 
 
プチコンサルもします。


お申し込みページ作るのも
嫌だから
 
こっそりダラっと募集。 
 
だけど一度お申し込みを
受け付けたら、

キャンセル料が発生します。



(と言いましたが、
お申し込みページからの方が
楽だということに気づいたので
 
簡単ですが作りました。)
 
 
お申し込みはこちら⇩ 


得られるものが何か
わからないなりにも、

変容へコミットすることで
得られるものをお手伝いしたいから。
 
 

 
 
昨夜はパーソナル・トレーニングで
疲れ切って

はや〜く床に就いたら
変な時間に目が覚めては、
こんな場所に導かれたよ! 

  
心のままに!
 
 
 
 

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