「オウム真理教」麻原彰晃は、
実際何の能力もなかったのでしょうか?

ざっとネットを調べてみましたが、
少なくても何らかの
超能力的なものもあったという
印象を受けました。

通常の人にはできないこと
(訓練すればできる可能性のあること)
ができたようですね。

彼が降ろした情報の中には、
真理と云える部分も
あったことでしょう。

だからこそ多くの
信者がついたのではないでしょうか?
 

そして「スピハラ」
をするヒーラーやチャネラーに、
癒しやリーディングの能力が
ないわけではないと私は思うのです。
 

ただご本人の無自覚な、
癒されていない部分が、

他者の境界線を尊重しなかったり、
「脅迫」じみた関わり合いと云った

能力を持つ物としての
倫理観なき行動へと
発展してしまうのだと思います。


そうすることで他人より上に立ち
相手を支配することで、

なんとか「自己価値」を感じようと
しているわけですね。


それだけ「傷が深い」、
と云っていいと思います。

そのことでなまじエネルギー的
コンタクトができるがゆえに、

サイキック・アタック
みたいにもなりかねません。


そして自作自演で
自分が送り出しているものを
他者が送り出している、

と錯覚してしまうのです。
 

もしやと思ったら、
とにかくそっと離れて
関わらないことが一番です。

特に敏感な方は!
 

また彼らの「降ろす」と
主張している情報は、

時に非常に高く、
アラインした場合のことも
ありますが、

おおむね彼らの「世界観」
を投影したものとなり、

真実かどうかは、
検証のしようがありません。
 

どちらにしても私は、
比喩だと捉えており、

それがクライアントさんの癒しに、
繋がっていないのでしたら、

ただのハラスメントに
なってしまうのではないでしょうか?
 

これまで私のところにも、

「オーラに穴があいている」

からはじまって、

「悪いものが憑いているから、
20万支払えば祓ってやる」
 
(○○ちゃん、覚えてる~?笑)

とか、

とにかくオドロオドロしいことを
云われてはそれを信じて、

更に気持ちが落ちていった人たちが
いらしたことがあります。


(現在は個人セッション受け付けていません。
ごめんなさい)
 

そして私がみる限りでは、
「祓う」とか、そういう視点で
扱う必要はないし、

だいたいオーラに穴があいているのなら、
本人に伝える必要もさほどなく、
 
さっさと修復してさしあげれば、
いいだけのことです。


もしお伝えするとしても、
修復した後、

安心な気持ちで
帰っていただくのが私たちの
仕事だと、私は思うのです。
 
 

ここでの問題は何かまとめてみますね。
 
 
ひとつは教育の欠如です。

ヒーラーや、チャネラーなど、
特殊な能力を使い、

それを仕事にする人たちにとっての
適切な境界線はなにか、

倫理とは何か、

についての教育がなされないままに、
能力が開いてしまう、ということですね。
 

もうひとつは、

「癒されていない」度合いが高い
人たちがこれを仕事にしている

と云うことですね。
 

そもそも、ヒーラーになりたい、
などと思う人は、

心に何らかの傷を抱えているものです。
 

私もそうでした。
 

能力が開くごとにその傷を癒し、
またはその傷を癒しながら
能力が深まって行く、

と云うことの繰り返しでした。
 

深まれば深まるほど、
深い傷が出て来ました。


私は通ったヒーリングスクールの
方針がきっかけで、

資格を持った心理療法家と
7年間の個人セッションを続けました。
 

ところが上であげたような人たちは、
自己の「影」についての取り組みを
充分にしていません。
 

ですから自分の下意識の中にある
内面世界を、

クライアントや世界に投影し、
ニュートラルにモノを見ることが
できません。


もちろんそういう私も
完全に癒されているわけもなく(笑)
常に課題は現れてきます。


私は未だに何かあると、
先輩ヒーラーたちからの
スーパービジョンを受けることを
続けています。


また「人」というフィルターを通す以上
「ニュートラル」ということが
あり得るかどうか、

という議論もできますね。


ただエネルギーを流して、
リラックスしてもらう、

というだけなら
それほど問題は起きづらいかも
知れませんが、

人の意識の深い領域には
それこそいろんなものがあります。笑。


そこへアクセスしては
解放するような仕事をするためには、

本人がとても強い
自我の、意識の、境界線を
保つことが出来なければなりません。
 

だって、こんものも、
あんなものも、あるんですもの!笑。
 

また何が自分のもので、
何が相手のものか、

と云うことを分けられるように
なっていないと、

自分の課題をクライアントに
投影しては、

クライアントを悪者にする
ツワモノまで現れます。
 

例えば、平和にランチを食べてる
クライアントに、

「怒りを投げつけるのをやめないと
セッションはできません」
 
と書いて送るヒーラーがいた、
 
とスピハラ記事をシェアしてくれた方の
1人がご自身のTLで書いているのを
見かけたり、
 

やはり普通にお茶を飲んでいた
別の方に、
 
「自分や知り合いに
エネルギー的攻撃を仕掛けるのは
辞めるように。

やめないと秘密をバラす」
 
(正確な言葉ではありません。)
 
という意味の警告したりする
ヒーラーがいたり、、、。

これは知り合いのTLで見かけました。
 

ああ!
 

しかもクライアントの秘密を
知っているとしたら、

それは「守秘義務」と云う
最大の重要事項を破ろう
としているだけでなく、

それをバラす、
というのは「脅し」であり、

これが米国の資格を持った
セラピストの行為でしたら、
罪に問われるレベル
となるのではないかと思います。
 
 

しかしこのようなご本人は、
真剣に自分こそ「善」であり、

自分が見ている妄想(たぶん)が、
すべて真実である、

と信じていらっしゃるので
関わった方のチャレンジは
大きいことでしょう。
 

さてさて、
ここで善悪で考えているあなた!
 

それでは世界の癒しに貢献することには
なりません。


そういった行為は
やってはいけないことであり、
間違っている、
  
という認識を持つことは
重要です。
 
 
しかしながら、
それに関わった人を

「悪い人」

と意味づけたがる
自分を眺めながらも、

実際はその人は何も悪くないし、
その人のせいでも何でもない、

と云う可能性にオープンでいて
欲しいのです。
 
 

「この世界に悪い人は存在しない」
 
というのが私のフィロソフィーです。
 
 
ただ傷ついて、
自分を忘れている人(時間)が、
あるだけです。
 
 
また
 
「ダンスは1人では踊れません」
 
すべては私たちみなの
共同創造なのです。
 
 
たぶん一番お辛いのは、
そのようなヒーラーたち自身かも
知れません。
 
 
どうか私たちが、
私たちの意識、自覚、
の欠如や未熟さを見かけた時、
 
 
「罰する」から「愛する」
 
 
へと「パラダイムシフト」
をお願いしたいのです。
 
 
それは

「何かをしてあげる」
 
ということではなく、
 
 
本質へと
焦点をあてる
、ということです。


また
 
「自身の内側を見る」
 
ということです。
 

それが困難なこともあるでしょう。
 
私もです。
 

そんなときこそ「祈り」です。
 
 
責めでも、心配でもなく、
ただ祈りましょう。

 
 
私たちの本質である
愛を胸に。
 
 
すべては善きことのために起きています。
 
 
 
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写真は千鳥が淵にて。



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